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ゴール前 冬の竜巻 着地せず

きのう詠んだ句です。でも、ももやもやした気持ちが残るのです。最前線で奔走してきたフォワードの前田大然選手がゴールを決めた瞬間に浮かんだ、次の句を改作したものです。

ゴール前
冬の竜巻
前田蹴る

きのうはそのまま寝ました。けさの午前2時すぎに、寝床のなかで次つぎと浮かんできました。

走り蹴る
若さの力
冬日和(ふゆびより)

PK戦
冬の竜巻
突破せず

みな仲間
手をつなぎあふ
焚火かな

選手たちは20代前半が中心でした。若い人の力をこれほど感じたことはありません。

走り蹴る
ワールドカップ若人(わこうど)たちに
日本の未来託してゆかむ

選手たちはよくやりました。ドイツ、スペインに勝ち上がり、クロアチアにはPK戦で敗退したものの。その間じゅう、日本人のほとんどが応援して盛りあがり連帯感を感じていました。

声援は
大和(やまと)の民の
冬花火

顔晴ったね。ごくろうさま。ありがとう。

琵琶湖のほとりの草庵にて
時を生きる旅人
#エッセー #物語 #ワールドカップ #前田大然 #クロアチア
#PK戦 #俳句 #短歌 #地球暦 #ローカル七十二候マラソン

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