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二十四節気の【穀雨(こくう)】です。 4月19日から。

野や山、そして大地をうるおす、春の雨がふるころになりました。
この雨は穀物の種子の生長を助けるので、種まきの好機です。
田畑の準備が始まります。ちょうど八重桜の咲くころ。

万物の
 いのちの目ざめ
  穀雨かな
      一歩

Kokuu 穀雨 「Grain Rain」
“Spring rain showers for grains.”
〔grain;穀物 shower;にわか雨〕 April 19-May 4

春の恵みの雨は、「穀雨」のほかにさまざまな名前があります。
「瑞雨(ずいう)」穀物をはぐくむ雨。「甘雨(かんう)」草木を
うるおす雨。「催花雨(さいかう)」早く咲いてと花をうながす雨。
降ったりやんだりするのは「春時雨(はるしぐれ)」です。
「菜種梅雨(なたねつゆ)」、「春霖(しゅんりん)」は春の長雨のこと。
そして穀物だけでなく、生きとし生けるものにいのちを与えるという
ことで「万物生(ばんぶつちしょう)」という呼び名もあります。

春の節気は六つあり、三つの時期に分かれます。
初春:立春(2月4日) 雨水(うすい 2月19日)
仲春:啓蟄(けいちつ 3月5日) 春分(3月20日)
晩春:清明(せいめい 4月4日) 【穀雨】(4月19日)
この穀雨の節気のなかに夏をつげる八十八夜(5月1日)がふくまれます。
5月5日(立夏)からはもう夏です。
#エッセー #物語 #二十四節気 #穀雨 #俳句 #短歌 #ローカル七十二候マラソン

2024.04.19金曜日10.42
ありがとうございました。
真の愛の語り部 川元一郎

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