ダニングクルーガー効果とインポスター症候群
心理学っぽいタイトルの記事です。
いつもの時間のNOTEタイムでいろんな記事を見てあるいている中で、すごく今の自分の心に響いたので記事にしてみます。
著書も読ませていただいている坂本先生の記事です。サッカーチームの例えがすごく分かりやすかったです。
特に、どんな現場で教員をやっていても尊い。自分のいるフィールドを少しでも前に進められたら充分、という言葉に、なんだかぐっときてしまいました。ミドルリーダー向けの本、是非読んでみたいです。
私も中堅と呼ばれる世代ですが(しかしながら40年近く働けるのになぜたった10年で中堅なんだろう...笑)
私含めて、働くことに疲れてきっている同世代が多い気がします。
実際に同世代で辞めようとしている人も何人かいますし、NOTEにも30代前半から半ばの方の「転職しました」とか「教師辞めました」が溢れています。
みなさん優秀な方ばかりなんです。優秀である上の悩みなのでしょうか。
すごく多くのことを勉強して知識を得て、自信をつけて、理想を描く。理想を描けること自体が尊いことだと思うのですが、ある時自分も周りも理想通りにいかなくなり、自分はなんて無能なんだと嘆く。
だけど。
その時期を乗り越えて再浮上していくと、無敵なほど強く突き抜け、成熟する。
膨大な知識を身に付け、理想を描いているのなら、経験を重ねていくうちにその人ならではの「理想のカタチ」に到達するののではないかと信じているし、乗り越えて成熟した姿を見てみたいとも思います。
(ただ、まさに病んでいる状態の人に、そう伝えてしまったのは良くなかったと後悔しています)
それが教師でい続けながらでも良いし、別の道を進むのも良い思う。
ただ思い描く理想を諦めないでほしいというか、ある意味諦めることで到達するのかもしれません。溢れる才能があるからこそ...なんとか踏ん張って腐らないでほしいというのが、私の素直な思いです。
さて、記事にもあった、ダンニングクルーガー効果について調べてみました。
このように、ダンニングクルーガー効果に、逆の意味も含める場合もあれば、逆の意味をインポスター症候群を呼ぶ場合もあるそうです。
心理学はまだ勉強の最中で、自分なりの捉えではありますが、ダンニングクルーガー効果とインポスター症候群は紙一重だと感じました。
プライドが高い人が、自己肯定感が低いのと似た感じです。
全て自分の理想通りにいかない!と嘆くきっかけは、無意識に自分のいる能力を過大評価するダンニングクルーガー効果からくるような気もしますが、悩みがどんどん深まり立ち直れなくなるのは自分の達成を内面的に評価できないインポスター症候群の部分があると思います。
今の自分の位置や立場を客観的に正しく認識していれば、理想通りいかないと嘆かずに、「まぁこんなものかな」と自分が「今置かれてる」環境や状況に納得できると思います。
逆に自分ができている事を自分で把握して認めることができれば、自分は無能だという思考にならないのかなと。
いずれにせよ認知バイアスによるものなので、ダンニングクルーガー効果に逆の効果を定義に含めるというのは、なんとなく分かる気もします。
自分も傾向があるなと思い、診断をしてみました。みなさんも是非やってみてください!
インポスター症候群ver.もあります。
ダンニングクルーガー効果はそこまで…という感じでした。
基本的にまだまだ勉学や経験が足りてないので、無意識的にも自分は優秀だとは思わないだろうし、理想も描けていないからだと思います。
予想はしていましたがインポスター症候群の方が問題だと分かりました。自分でも分かるぐらい、ものすごくその傾向があります。
ただ、今はわりと安定しています。この1ヶ月、大きな出来事が多く、今取り組んでいる業務内容もかなり多いです。なんだか一周まわって、自分は結構いい感じにこなせてるんじゃないかと思えています。
周りで自分のことを頑張ってるとか、感謝しているとか、あなたがいてくれて助かる、あながいないと困る、などと言ってくれる人がいるのが大きいと思います。今はその言葉を素直に受け止めることができています。
そんな自分もまた1ヶ月後にはどん底かもしれませんが…。
将来自分も含め、ダンニングクルーガー効果やインポスター症候群に陥っている人へエールを。
あなたの行動や頑張りを心から認めてくれる人、助かっている人、感謝している人が、きっと周りにいるはず。
とてつもなくつらい状況では、周りを見ることができないため、気付けないかもしれません。いつかふとした瞬間にその存在気付いて、その人たちの気持ちをを大切にし、自分自身を少しでも認めることができたら、その時は前に進むのではないかと思います。
ダンニングクルーガー効果もインポスター症候群も...自分で自分を客観的に正しく評価できないときは、周囲の評価に耳を傾けてみることが解決策の1つかもしれません。
そして少しでも何かできたら、確かに自分も頑張っているなと思えたら、と思います。
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