心のモヤモヤを解消する方法

モヤモヤした状態って本当にいやですよね。

僕は仕事に悩んでうつ病になってしまったのですが、

思い返してみると、仕事の中身についてもこれでいいのか、不安だなとかモヤモヤしていたし、

転職とか含めて、自分の人生このままでいいんだろうか、とモヤモヤしていました。

モヤモヤしていると心も疲れてきますよね。

でも今、休職を経て復職に向けて動いているのですが、現在どうかというと、やっぱりモヤモヤしています。

モヤモヤしていると態度にも出てしまったりして、自分の不安感やイライラを他人にぶつけてしまってさらに悪循環にも陥りがちです。。

だからこそ、モヤモヤという状態を解決する方法をちゃんと身につけていかないと今後何するにしてもモヤモヤから抜け出せないのだと感じました。

とにかく紙に書き出す

私がなにかモヤモヤを抱えた時には、他人に頼るか、自分で解決するしか無いです。

ただ、ここで他人に頼ると、ただの愚痴になって何も解決しなかったり、その人が解決してくれることを期待してしまったり、最悪人に当たってしまうとその人との関係が悪化しかねません。

なので、モヤモヤーっとした状態の場合はまず紙にひたすら書きます。

それも1テーマ1枚に書いていきます。日記のように書いてしまうと色々と派生して脱線しまって結局本題がなんだったのか分からなくなってしまいます。

なので、1テーマ1枚、時間を決めて書きます。

「なぜモヤモヤするか」からスタートしてもいいし、「仕事がつまらない」をテーマにしてもいいです。

それについて、原因や対策、自分の理想など、とにかく思いつく限り書きます。

こうすることでモヤモヤが形を見せてきます。

例えば「なぜモヤモヤするのか」がテーマだとして、「仕事が楽しく無い」「職場の上司が怖い」「人付き合いが苦手だ」「あの人に言われた言葉が心に残っている」のように、モヤモヤが具体的な問題や課題になります。

思いつく限りなので、「温泉に行ってスッキリしたい」「カラオケで歌ってリフレッシュしたい」とか対策も書いていきます。

紙に書き出すことで自己肯定感が高まる

人に言えないことも全部書いちゃいます。こんなことも書いていいんだ。思うくらい本音で。

でもこれが実はすごく大事で、自分の本音を自分で認めることができます。そうなると”自己肯定感”が高まります。

自己肯定感は、自分の良いところも悪いところも含めて、これでいいんだ!と自分自身で思うことです。

そのためには、自分自身の本音を知る必要があります。自分の本音って正確に把握するの難しいですよね。

なので紙に嘘偽りのない人に見せられないような表現で書いていくことでその本音に近づくことができます。

また、思ったまま書くことで自分の中で表現が増えるというメリットもあります。

モヤモヤするという状態を、自分なりの言葉でより明確に表現するボキャブラリーが増えれば、それを人に伝えるのも簡単になりますよね。

紙に書き出すことで自分が変わるきっかけになる

人に相談したり愚痴を聞いてもらうことによって、状況が好転するかどうかは相手に依存してしまいます。

うんうんと聞いてもらえたとしても、また明日からも仕事や人間関係は続くので無限ループから抜け出せず絶望感は大きくなります。

でも紙に書き出して、問題を見つけたり、自分はこれに悩んでいる。というのが見えてくると、対応策も見えてきます。

自分のこの部分が足りていないから変えてみよう、勉強してみよう。とか、頑張りすぎていたからリフレッシュしよう。美味しいものを食べようとか、

また、相手がいる場合は相手の立場も交えるとよりいいです。上司も会社のプレッシャーを抱えているのかな。とか自分の成長を期待しているのかな。とか

前向きに考えなくても大丈夫なので、それに対して自分にできることはあるか、あるとしたらやってみるかどうか。考えてみるだけでモヤモヤ感は和らぎます。

そして、その考えてみた対処策を一つでも実践していくことで、それが自己決定と自己実現という形で自分の自信に繋がります。

問題は多面的に考え深掘りする

1テーマ1枚と言いましたが、それだとなかなか全てが解決とはいきません。

なので、まず1枚書いたらそこに書いたことを、次のテーマにしたりして次々と書いていきます。

または、5W1Hで、どういう時そう感じるか、など考えてみたり、本当にそうなのか。とか、それによるデメリットは何か?というように自分なりに深掘りをしていきます。

1枚1分で書いて行ったとしても数十分はかかりますが、数十分でモヤモヤが解消するなら、友人に3時間愚痴を聞いてもらうよりはコスパがいいですよね。

フォルダ分けして傾向を知る

そうやってたくさん書いた紙はフォルダ分けするといいです。

人の悩みというのは、自信、劣等感、コミュニケーション、異性、などある程度フォルダ分けできます。

そうやって自分のモヤモヤを整理したものをフォルダ分けしておくことで、自分が特にどのようなことで悩んでいるか枚数でわかってきます。

書いたことを読み返す必要はないですが、こうすることで自分の説明書ができていきます。

こうすることで次に似たような状況の時に、以前にもう考えていることだからと、自信を持って判断することができます。

上司にいつも通り嫌な一言をかけられた時に「はぁ、またこんなこと言われた。辛い」とモヤモヤするか、「このパターンはもう知っている。○○しよう」と思うかで気分は大きく変わります。

○○の部分は、気分転換に何かをするでも、上司の機嫌を取るでも、期待されてると思うでも、自分なりに考えて納得しているものであればなんでもいいと思います。

モヤモヤをモヤモヤのままにしておかない

今回は紙にひたすら書くということを紹介しましたが、

簡単なのになかなかできないことだと思います。

ただ、モヤモヤした状態をそのままにする癖をなおさないと、自分の本音を理解できずに、どうしたいのかわからないまま一生モヤモヤする可能性があると思うと、少しずつ変えていきたいと思いました。

確かに時間はかかりますが、1日10分、僕はA4コピー用紙にモヤモヤを書き出す時間を作ってみました。

体感としては、モヤモヤの原因として僕は過去に言われた言葉を思い出していることに気づけて、

それは必ずしも悪意のある言葉じゃなかったとか、みんなが言っていた訳じゃないとか、今はもう違う。と少しモヤモヤを軽減することができました。

これからも続けていきたいなと思います。


★今回参考にさせていただいた本


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