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2 / 55、 タケノコさん            【 企画投稿 / 季節のnote(7月) 】



虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。

 ● タイトル : 季節のnote(7月) 
 ● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31 
 ● お  題 : 7月の季語から1つ以上選び、           
         それをテーマに自由に書く

そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。




【 2 、 タケノコさん 】

 ● 季語 : 梅雨明け、盛夏、花火、

        熱帯夜


🌳① 感動、感激、共感、ポイント


まず感動したのは、7月という時期に限定した気持ちではなく、春から夏へと季節の移ろいの中での気持ちの変化を表現されている点でした。

こうした観点から書かれた作品は今回の企画の投稿作品の中でも非常に珍しいものでした。

また、表現の豊かさにも感激いたしました。
「盛夏」、「余花」など短くも美しいフレーズ、花の咲き乱れる様子や雨が降り注ぐ様子と掛けた「したたる」という表現など、1つ1つの言葉が秀逸な作品です。


🌳② 作品から感じる作者の印象


何より、暑中見舞いに自作の詩をしたためるという発想に粋なお心を感じます。詩への愛に溢れた方、という印象を受けます。

また、1つ1つの言葉の選択がとても丁寧で実直な方という印象もあります。
下の画像は実際に暑中見舞いに書かれた葉書の写真をお借りしたのですが、とても丁寧で味わい深い筆の使い方をされています。

ペンではなく筆で書く、というところにも作者のこだわりを感じることができます。


タケノコさん直筆の暑中見舞いの葉書


🌳③ 作品への感想


毎年、梅雨が明けるとこれから来る夏に思いを馳せ、春には桜が咲き乱れるように、梅雨には雨がしたたり落ちるように、夏には花火が空に浮かぶ様子を思い浮かべ、夏の到来を心待ちにする作者の思いが込められた詩です。

「盛夏を想う」のなかに、その時期の思い出や想い人など大好きなすべてがつまっている感じがします。

盛夏というのもまた美しい言葉ですね。
使われておられる言葉の1つ1つがとても洗練された印象です。

季節の変化に対する喜びや期待、夏の余韻を感じる、味わい深い詩です。

( 作者が詩に込めた思い )


「生きてきて何年たっても梅雨が明けるとこれからの盛夏、真夏のことを思わざるをえません。

余花とは、夏になって若葉の中に咲き残る桜の花を言う言葉です。寒い地域や高い山などに見られるものですが、盛夏になればさすがに花は完全に散っています。

しかしその桜の代わりに咲くが如く熱帯夜の雨上がり(梅雨明けとかけています)の空に花火がこれからしたたるんだなあと記憶を振り返りつつこれからの夏を期待する。ということを表現いたしました」

ぜひ多くの方に詠んでいただきたいと思います。

 🌳( 作者のセルフ推し記事 )🌳




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