エグゼ3対戦の基本

色々書いているうちに、特に知っておいた方がいい基本知識をまとめておく必要性を感じたのでここにまとめる。
でも多分こういうのは既にまとめている人がいる気がするので、まとめ方は雑です。ご了承ください。
なんか思いついたら随時書き足します。

クイックゲージとヘビーゲージ

エグゼ3の対戦において、最重要チップとなる。
どんな構築の人でも、ゲージ管理チップは何枚かフォルダに入れることになる。
ゲージ系のチップは一度使われると効果が永続なので、自分にとって不利に働くゲージチップを使われた場合は、なるべく早く相反する効果のゲージチップで効果を上書きしなければならない。
でなければ永遠に相手にとって有利な環境で戦うハメになる。

しかし、自分が有利に戦えるゲージ環境と、相手が有利に戦えるゲージ環境が同じな場合(例えば、両者がヘビーゲージ環境で戦おうとしている、など)ゲージの状態が相手に上書きされる事がないため、ゲージ系のチップは基本的に全て腐ってしまうため、フォルダに沢山入れるのはリスキーである。
現実的には2枚が妥当なところだろう。
絶対にゲージ状況で有利を取りたいなら3枚積んでも良い。
ただし、フォルダリターン無制限環境では真面目に考えるのがバカらしいので各人勝手に考えて欲しい。

一度ゲージ系のチップを使うと効果が永続であるため、なるべく相手がゲージ管理チップを使うのを待ってから、早め早めに上書きしつつ、最終的に自分に有利なゲージ状態のまま試合が終わる形へと持っていくのが理想だ。

それぞれのゲージの特長と運用方法を述べる。
クイックゲージは防御を強化する効果がある。
インビジブルやカゲブンシンといったチップを1枚使用するだけで1ターン守り切る事ができるようになるからだ。逃げは基本的にクイックゲージを維持することになる。
逆にヘビーゲージは攻撃を強化する効果がある。
最も効果時間の長い無敵系チップであるユカシタモグラ3でも1ターン守り切る事ができなくなるからだ。また、持続の長いオーラ系のチップも、ヘビーゲージ環境では2ターン弱で効果が切れるので(状況次第ではもっと早く切れる)スーパーキタカゼがなくても耐えていればオーラ対策ができる。(フォルダリターン環境ではオーラが無限に使えるので耐えるという対策は成立しない。が、クソチップの話をしても無駄なのでこれ以上掘り下げない)
最後に、相手を拘束し続けて倒す、いわゆるハメ構築はクイックゲージ環境でハメていく事になるが、クイックゲージ環境では防御が強くなる関係で、一度でも相手が守りを固めてしまうと、攻撃が全く通らなくなるので、最初の一発を当てるまではヘビーゲージで立ち回り、拘束したらクイックゲージに切り替えることになる。

パネルスチールとエリアスチール

最重要チップその2。
基本的にはエリアスチール系のチップはフォルダに何枚か入れる事が必須となる。自分がスチールする気がなくても相手がスチールしてくる可能性があるので、対抗策としてこちらもある程度スチールを入れる必要があるわけだ。
スチールリベンジを積むという対策もあるにはあるが、スチールリベンジはオーラ系に弱いのであまり信用ならない。また、3のスチールリベンジはエリアを戻す効果はないので、エリアを取り返したいならパネルスチールやエリアスチール、スチールゼリーが必要になる。

それぞれの特徴と運用方法

パネルスチールは攻撃的。
連発する事で同列を一気に奥までスチールできてしまうのが強み。あらかじめルークなどを置くことである程度予防的な対策はできるが、完全な対策はほぼ不可能。
更に最小限のスチールで最奥マスを取れるので、スチールリベンジされてもあまり痛くない。
エリアスチールとどちらか片方だけ入れるなら個人的にはパネルスチール。
不意のタイミングで一気に奥までスチールして置物を置くムーブが無法に強い。

対してエリアスチールは防御的。
相手エリアを満遍なくスチールできるが、エグゼ3ではルークがあるため、エリアスチールで相手エリアの奥深くまでスチールするのは非常に難しい。

エリアスチールの役割はどちらかというと、相手のパネルスチールで取られたエリアを取り返す目的で使うことになる。なので防御型。
取られたエリアをパネルスチールで取り返そうとすると後ろに下がる必要があるため、後ろに下がったところをエリアスチールされてしまって状況が悪化しやすい。
後ろに下がらずにエリアを取り返せるのがエリアスチールの強みだ。

スチールゼリーはパネルスチールとエリアスチールの中間のような性能。
基本的な性能はどちらかというとエリアスチールに近く、エリアを取り返すのに使えるが、置物を置かれたり、最前列に立たれると相手エリアを奪えなくなるのはエリアスチールと同じだ。
ただし、エリアスチールに比べてスチールゼリーは圧倒的に攻撃力が高いので、ルークさえ取り除ければ、最前列に立ってスチールを阻止するのは難しくなる。
水属性なのでヒートスタイルには2倍ダメージだが、穴パネルはスチールできないという弱点がある。(穴パネルのでも攻撃自体は行われる)

多少の欠点はあるが、メインで使いたいコードにスチールゼリーがあるのなら、基本的にはエリアスチールを使う理由はない。ほぼスチールゼリー一択と言って問題ないだろう。

ジェラシー

最強チップの一角。クソチップ。
使う方も使われる方も面白くないが、強いという一点の理由で使われている。
禁止にして遊んだ方が面白い。

ジェラシーは対インビジ、対ユカシタ、ブレイク性能を併せ持つ。
攻撃力もメガクラスとしてはかなり高いが、1ヒットあたりの攻撃力はそこまででもないため、オーラ系でダメージは無効化できる。
ただし、オーラでダメージを防いでも、なぜかチップは破壊される。
チップ破壊効果を回避するにはカゲブンシンとカワリミとオウエンカ無敵くらいしかない。
が、実用性を考えるとカゲブンシン一択。
よって、真面目に向き合うのであれば、ターンエンド時にカゲブンシン状態である事が必須となる。詳しくは別の記事でまとめているのでそちらを参照されたし。

知識として対策は知っておいた方がいいが、何度も言う通り、こんなもん使わずに対戦する方が楽しい。

防御優先

エグゼ3にはシリーズでも最も多くの防御手段があるが後期エグゼと比較して、防御の適用優先度が大きく異なる。
例えばオーラ+インビジブル状態の相手にスーパーキタカゼを使っても、インビジブルの防御が先に適用されてしまい、スーパーキタカゼにはインビジ貫通性能がないため、スーパーキタカゼがオーラに当たる前にインビジブルで防がれる形となり、オーラを剥がすことができない。
こんな感じで、防御の適用優先度を把握しておかないと、思った通りに攻撃が通らないという事態が頻発する。
適用優先度としては
罠>シールド・リフレクト>インビジ•カゲブンシン・ユカシタ>バリア・オーラ
となる。

詳しくは別記事にまとめてあるのでそちらを参照されたし。


先行入力最速チップ発動

相手に暗転チップを使われて、演出で暗転している最中にAボタンを押し、そのまま押しっぱなしにしておくと、暗転解除後に最速でチップを使ってくれる。この時使うチップはなんでもいいのだが、特にスーパーキタカゼやナビチップが有効。
インビジブルやオーラなどの防御チップも割りと有効な場面は多い。

詳しくは前項の防御優先と同じ記事にまとめてあるので参照されたし。



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