良い子に育てると犯罪者になります

Facebookに勢いで書いたものを残しておきたかったので、こちらでも。

「良い子に育てると犯罪者になります」
衝撃的な題名やけど、気づきの多い本だった。


天外伺郎さん
「ティール時代の子育ての秘密」
の帯にある文章に通じるものがあった。


本を読んだ上での私の感想なので、中身に書いてあることとは少し違うけど。

親に刷り込まれた価値観というのは皆ある。多かれ少なかれ、自分自身の生き方に影響してる。

「きっちりするべき」
「嘘をついてはいけない」
「強くないといけない」
「正しくあるべき」

それは親自身が自分を守るために身につけて来たもので、無意識でも意識していても、子どもに伝わっていく。

私はそれ自体が悪いことだとは思っていない。
でもそれは、確実に子どもに影響を与えてる。

子どもを怒鳴ってしまう、叩いてしまう。というのも自分が子どもの頃に受けたことをそのまま子どもにしてしまっているのかもしれない。

あるいは迷惑をかけないよう子育てしないとと考えてしまって、子どもが思い通りにならないからかもしれない。

人の失敗を激しく非難する人もまた、子どもの頃に親から言われた「正しくあるべき」という価値観のもと頑張って正しく過ごして、間違いを犯した人を許せなくなっているのかも。

親との相性や性格によってどんな価値観を持つかは人によって違うだろうけど、この価値観ってのは当たり前にやっているから、自分では気づかない。

本を読みながら改めて自分が握りしめてた価値観に気づいた。「弱音を吐いてはいけない」「泣いてはいけない」「きっちりしないといけない(これに関しては、でも出来ないって劣等感もある。)」は強烈に持ってた。

色々学び、経験も積み、いろんな人に助けてもらって、かなりましになってきた。とくに潜在数秘術の影響は半端ない。どんな価値観を握りしめてるか教えてくれたから。それが初めて5年くらい?たった今やっとふにおちた感じ。我ながら遅っ。笑

繰り返しになるけど、親が悪いんじゃない。どんな親でも(適切かどうかはおいておいて、)やっぱり子どもを愛している。あくまでも自分が親の言動の一部を「自分で解釈して」、「自分の価値観」として取り込んでいる。

自分の子にも同じようにしてしまうかもしれない。子育てが不安。という人も居るかもしれない。

そんな時は誰かに頼って良い。一人で頑張ると良いことない。自己責任とかないから大丈夫。

そして、子どもがどう育つか心配と言う前に自分自身を受け入れること。そのために、自分が無意識で持ってる価値観に気づくことが大切だなぁと思う。

紹介した本のなかに価値観に気づくヒントが、書いてあって、ゆっくり時間とって考えてみようかなと思った。

普段本当に激しい怒りって沸いてこないんやけど、長女に対してだけはあって。
それは多分彼女の自由さや他色んな様子が自分がダメだと思い込んでるものを刺激してるからなんだろう。そこはけっこう前から自覚はしてる。

人は、特に子どもは、受け止めてもらえることが何より大切なんだよな。
そこからどう行動していくか、は自分自身の選択だけど、出来ないのに無理はしなくて良い。



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