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モロッコ旅行記Vol. 10 〜HISにマウント取ってやったぞ〜

早朝に起きました。

リヤドの朝食。ファンシーやな〜。

今回フェズで宿泊したリヤドは、Dar El Ouedghiriという場所です。ここのTawfik(トーフィック)という若いスタッフはまじでいいやつで、押し売りに絡まられた私を助けてくれたし、チェックアウト後はタクシー乗り場まで送ってくれました。

こういう細い路地で迷うと終わりです。
メインストリートも十分細いです
ニンニク多すぎ

早めに出発して、市内のマドラサを見学に行くと、う!なんか日本語聞こえる?!?!?!って思うと、なんとHISの一団が!!

日本人ってまじでファッションでわかる

ツアーで日本人夫婦にお会いしましたが、日本人に会うことはそれ以外ではなく、中国からの渡航を禁止していることから、アジア人自体ほとんど見なかったので、驚きました。

HISの『モロッコ夢紀行』

私は性格が悪いので、その場でツアーの詳細を検索。ツアーより半額以下の値段でこの人たちより深い体験をしていることを噛み締めながらマドラサを楽しみました。(HISのツアーはラクダにも乗れないようです。)

でも実際、日本のツアーの謳う「あんしんあんぜん」もいいですけど、旅行ってちょっと危ないってのがいいんではないでしょうか?

日本のツアー団には、嘘の道を教える現地人も、絨毯を押し売る現地のガイドも、砂漠で疲れたところに営業をかけてくるガイドもいないでしょう。でもそれっておもろいんですか?日本人だけで固まってツアーに縛られてたのしんですか?ちょっとした冒険が旅行の楽しみではないでしょうか。

マリーン朝の墓地

マウントも取り終わったところで、一度、旧市街を抜け、マリーン朝の墓地に。ムスリムも土葬だと思いますが、土葬の墓地で全然匂いしないのってなんでなんですかね?てか写真撮っていいのかな?

なんかたのしそうにうた楽しそうに歌ってる

その後は、食べ歩き!

サディーンの丸焼き
胡桃をドライした杏子で挟んだもの。食感と甘みのバランスがすばらしい。
サーディンの唐揚げ、ぼけちゃった。
骨まで食ってたらめっちゃ驚かれました。
日本では小骨も食べるんだよ。
焼き鳥
羊の頭はどうやって食べるのでしょうか?
革なめし工場。
鳩の糞を大量に使っていて臭いので、ミントを渡されて鼻に詰めます。

フェズはとても安くて品質の高い革製品で有名です。この工場では全行程が行われていますが、革の血汚れを取る過程で、鳩のフンのアンモニアを使っているので、工場はとても臭いです。本当に鼻をえぐる臭さです。この環境で、働くモロッコ人辛すぎる…日本のどのブラック企業よりも劣悪な労働環境です。

旧市街を出て、丘のカフェで一服
砂漠の砂で温めるコーヒー
コーヒー
砂漠のツアーで一緒になったアメリカ人二人とフェズでばったり会いました。

旅行っていいですよね。こういう出会いがあるので。

ちなみに、この日の夜から三日間ひどい下痢になりました。北アフリカの衛生観念は我々とは全く違うので、下痢止めは必ず持参しましょう。


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