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【私と気学との出会い】その2    - 運命の交差点で出会った人との相性の重要性 -

前回の私の記事【私と気学との出会い】その1では、私の父の終戦直前と直後の運命の分かれ道をご紹介しました。今回は、父の健康状態の悪化が私の大学卒業後の進路変更を引き起こし、それが基となって知り得た自分と他人との「相性の重要性」についてお話したいと思います。

「運命の交差点で出会った人との相性」

は、まさに人生の鍵を握る重要な要素となります。私の相性体験を後日に気学的に分析して学んだ、『相性の重要性』の一例をお伝え出来ればと思います。

私が大学を卒業したのが1978年3月(なんとまぁ大昔でしょうか)、その前年77年の日本円と米ドルの為替レートは、1米ドル=250円から290円の範囲で推移していた時代で、日本では史上最悪の企業倒産件数を記録した時でした。

私が就職活動をしていたのが1977年(昭和52年)でした。その年の干支は丁巳(かのと・み)年でした。十干の「丁(かのと)」とは、「火(か)の弟(と)・妹(と)」の意味合から、五行の“陰性の火”を表します。

「火」の象意(意味する現象)としては“文明や文化”、人に対しては“頭脳明晰”や“品格・正義”などがあげられます。また十二支の「巳(み・へび)」も五行の“陽性の火精気”に属し、「やきもち・嫉妬・同情心」の象徴とされます。これらの十干十二支の組合わさった年は、どうしても『強弱が絡み合った炎が、なにかをあぶり出す現象が多い年』となります。

また、九星気学術では「五黄土星の年」にあたることから、世の裏側に巣くう人の強欲が作り上げた経済面や政治面、また世情が大荒れの運気の年となる訳です。

まぁそんな時代でしたが、大学時代は夏季休暇の2か月間程度を米国や欧州の短期留学や研修に「出世払い」と言って私を送り出してくれた両親でした。
それもあり、英語だけはスピーチコンテストや朗読コンテスト (Reading Aloud Contest)でもそこそこの成績を収めていました。まぁ、好きな事しかやっていなかったという事です。

そんな私が4年生の卒業間近となった時に父の健康状態が悪化したことから、事業を引き継ぐために内定が確定していた上場企業を辞退して、入社したのです。

私もいい気なもので、大学生の時から、父の事業の製品をトラック満載にして、取引先の大手量販店の物流センターまで早朝に一人で納品する手伝いをしてたこともあり、入社すれば従業員の皆さんからはさぞ歓迎されると信じ切ってきましたが、とんでもない思い違いを体験することになります。

まぁ、今から考えれば、なんにも知らないボンボンが「ちわ~」と入って来て、数年後には自分たちの上に立つと思えば、「ボクちゃん、ちょっと可愛がってあげましょう」となるのは、そりゃ当然ですね。
特に、大番頭さんが筆頭になって、社員さん達、また取引先や仕入れ先の方々に根も葉もない中傷を流されることになりました。

※古参の大番頭さんの生まれた年の「干支(えと)」が「戊(つちのえ:土の兄:陽性の土)・子(ね・ねずみ:陰性の水)」であり、私は「甲(きのえ:木の兄:陽性の木)・午(うま:陰性の火)」です。私の甲(大樹)が彼の戊(大岩)に根を張り、土の養分を吸いつくし、さらに私の十二支の午(大たいまつ)が相手の子(コップの水)を干乾びさせてしまう勢いで迫っているのですから、大番頭さんもたまったものじゃありませんね。

まぁ、このような生年月日の暦(太陽と月と地球の位置関係から導きだされる人の要素)のデータから、「相性が悪い」ことが十分に予測できるのです。

だからこそ、私たちは

「相性の悪さ」を乗り越えるための知恵

を持つ必要があると”気学”では教えられてきました。

以下の点について考えてみましょう。

  1. 相手の特性を理解する:大番頭さんの干支や個性について深く理解し、彼の行動や言動の裏にある要素を見極める。➡これ、本当に重要!

  2. コミュニケーションの改善:互いの意見や価値観を尊重し、コミュニケーションを円滑に行うための努力が必要です。相手との対話を通じて共通点を見つけることが大切です。➡当時は、飲みにケーションでしたね。

  3. 協力関係の構築:相性が悪くても、協力関係を築くために努力しましょう。お互いの強みを活かし、チームとしての目標に向かって協力することが重要です。➡実際には、これってかなり神業レベルの修行です。

  4. 自己成長と対応力の向上:自分自身の成長やスキルの向上に取り組み、問題解決や対応力を高めることで、相性の悪さを乗り越える力を身につけましょう。➡当時20代の私では無理でしたー

皆さんの周辺にも同様の課題があるかもしれませんが、どのように向き合い解決するか、については次回以降の記事でお伝えできればと思います。

お楽しみに。

ご注意: 本来の“職場や仕事上における相性の鑑定”では、生年月日の「年」と「月」の情報を用いますが、今回は、一般的な「生まれ年の干支の情報」だけで相性を紹介しました。

参考までに:異性との関係や結婚相手との相性は、生まれた日の情報を重要視します。


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