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海外で手術をしました②

海外で2回目の手術をしました。
2度目の手術はお腹を少し切る為、入院が必要な手術でした。


また、始まった不調

子宮内ポリープ除去の手術から数か月後、また始まった不正出血・・・今回は出血だけでなく、腹痛と腰痛も伴う大不調でした。この不調はまず不正出血が生理予定日7~10日頃前から始まりそのまま生理が始まります。生理予定3日前くらいから腹痛と腰痛も・・・腹痛や腰痛が始まると生理が終わるまでずっと続きます。それも痛み止めが手放せないほどです。

再度スペシャリストへ

3か月ほどこの不調が続き、再度スペシャリストへ。そこで、子宮内膜症が悪さしているのだろうとの事で、超音波検査をしました。検査の結果でステージ3の子宮内膜症だろうとの事。いずれ子供も欲しいと思っていたのと、痛みが強い為手術を勧められました。

手術待機期間

私の症状からできるだけ早く子宮内膜症の手術をする事になったのですが、この時コロナの感染者が増えている時で、医療行為の制限がありました。命に関わらない手術は待機となっておりました。そのため約3か月ほ痛みやこれ以上症状が悪くならないように薬で抑制をしていました。

lこの待機手術も結構、批判があり。婦人科疾患だとこの先不妊になったら政府は責任とるのか?とか、今は確かに命の危機ではないがこの症状が進行したら別の健康異常や後遺症が起きたらどうするのか?・・・等々。
コロナに罹った人のためにベッドを開けておくためにという、意図はわかる。でもこの先の小さな命や、健康維持は、今スグに命に関わらないなら後回しにしても良いのかと少しモヤモヤとしました。。。。

待機医療緩和

やっと手術の制限がなくなり手術ができると連絡が入りました。私のように待っていた人がたくさんおり、それでも早くて11月末に手術となりました。

子宮内膜症除去

今回の手術は腹腔鏡下手術と言って、お臍と下腹部3か所の計4か所を2cmほど切開し、ガスを入れてお腹を膨らませて手術をする方法でした。切開部分が小さいので体への負担が軽い術法です。でも、お腹を切るため数日の入院が必要と言われました。そして今回手術は前日から手術に備える必要がありました。

手術前日

恐らく日本だったら前日から入院となり、色々管理をされると思いますがここはオーストラリア。自宅で自分でやります。まず、事前に言われた下剤を薬局で購入しておきます。手術前日から絶食です。固形物は一切NGです。固形物のないゼリーはOK、乳製品のヨーグルトはダメ。あとは液体だけです。まず、朝から絶食、水やコンソメスープ、リンゴジュースなんかはOK。私の手術は午前中開始だったので、お昼から下剤服用開始です。全部で3回に分けて服用します。
1回目:45分くらい経つと効き始めます。1回トイレに行き始めると15分おきくらいに行きたくなります。
2回目:1回目服用から約3時間後くらいに2回目。20分くらいでまたトイレと友達になります。
3回目:2回目かた約3時間後くらいに3回目。3回目になるともうお腹空っぽです。でもトイレ欲求はあります。

約半日かけて下剤服用し腸内を空っぽにします。この時気を付けなければならないのが脱水症状です。なので、沢山飲み物を、あとお腹が空くので、でも食べられないので温かいスープで誤魔化します。コンソメスープとか具のない味噌汁を飲んでました。
この服用した下剤・・・めっちゃまずいです。水に溶かして飲むのだけど下手にぬるいとマジでまずい。まだ冷やした方が飲みやすかったです。。。

服用した下剤

手術当日

前回のように9時頃受付へ。手術着に着替え、どんな手術をどうやってするか、私が理解しているかの確認をされます。あとは、尿検査に血液検査です。お腹空いたなーって思いながら手術まで待ちます。

次に目が覚めたのは手術後です。
2~3時間程度の手術予定でしたが、癒着がひどかった為約4時間の手術となりました。最初に目が覚めた時は術後の回復室で、どうやら麻酔が効きすぎて脈がだいぶ落ちたらしく、2時間くらいそこで30分おきにバイタルチェックされました。その時はまだ結構朦朧としていて、もう少し覚醒したのは病室に戻ってしばらくしてからでした。手術が終わった時点で、病院から主人へ連絡をしてもらってます。自分が主人に連絡したの17時くらいでした。
術後の夜は、頻繁にバイタルチェックにナースが来ました。なので、あまり熟睡はできませんでした。まぁ、あまり寝れなかったのはそれだけではなく、手術のために入れたガスが肩とかに回ったりして痛くて寝れなかったりしました。この日の夜勤担当ナースがまさかの日本人で、すごく助かりました。というの夕方から彼女に受け持ちが変わったのですが、意識がフワフワしているので、日本語で通じるのが有難かったです。

入院2日目

朝、スペシャリストから手術の報告を貰いました。無事に癒着していた内膜症は9割取れたとの事、手術前はステージ3と見積もっていたがほぼステージ4だったと言われた。不幸中の幸いなのが、私はチョコレート嚢胞は患ってないことでした。当初翌日には退院できると言われておりましたが、内膜の除去が多かった為3日間の抗生剤投与が必要となり、入院が伸びました。
午前中の回診で、カテーテルが抜けて尿量検査も問題がなかった為、この日からシャワーもOK、ガスを早く抜かす為に歩き回ってOKとなりました。

入院3日目

この日から点滴がなくなり、4時間おきの抗生剤投与の点滴バッグだけになりました。ちょこちょこ歩いては寝てを繰り返して過ごしてました。
夕方、先生が来て、問題なければ翌日の朝の抗生剤投与終わったら退院してよいと許可がおりました。痛みとか心配ならあと2.3日入院しても良いと言われたけど、退院する方を選びました。だってご飯が好みじゃないんです。おかゆとか和食食べたいんですよーこういう時ね。

退院日

朝の採血と抗生剤投与が終わり退院手続きへ。書類諸々とあと痛み止めの処方箋を貰い無事帰宅ー。

っとこんな感じで人生初の入院をしました。退院後2週間は安静が必要と言われ、激しい運動や重たいものを持ったりしたちゃいけないと言われました。実際のところ、帰宅して10日くらいは痛み止め必須だったし、しばらくはお腹に力を入れられなくて色々苦労しました。2週間経ったら、貼ってある傷テープを剥がしてよいと言われていたので2週間したら剥がしました。2cm程度の切開跡が4か所ありましたが、縫ってはなく縫合テープでくっついていました。

手術から2年経った今は、よく見るとわかる程度の傷跡です。
言わなかったらわからない程度なので、水着きても目立つような事はないです。


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