悪口がやめられない止まらない!?
悪口は次から次に口から出てきて
なかなかやめられなかったりします。
時には悪口に依存しているのではない?と
思ってしまうこともあります。
実は、私もそうでした。
今回は、そんなやめられない止まらない
悪口について考えてみたいと考えています。
悪口を言うと 気持ちよくなる?
悪口を言うと、やる気や快感を感じる
「ドーパミン」というホルモンが放出され
楽しいと 感じることがわかってきています。
それはゴシップや噂話が好きな人が
たくさんいることからもわかると思います。
ところが、ドーパミンは欲張りな ホルモンで
より大きな刺激を求めたくなります。
そのため悪口の回数が増えたり
より過激な悪口を言わないと
楽しいと感じなくなっていきます。
ドーパミンが脳内麻薬と呼ばれる所以です。
悪口を言うとストレスが高まる?
悪口を言うとドーパミンだけでなく
ストレスを増加させるコルチゾールという
ホルモンも同時に放出されます。
そのため、悪口を言うと
楽しいと同時にストレスも感じます。
東フィンランド大学の研究によると
世間や他人に対し批判度が高い人は
認知症のリスクが3倍
死亡率が1.4倍高いという研究結果があります。
つまり批判的な傾向が高いと
脳や体に負担がかかるということです。
悪口を言うと信頼を失う
また、悪口は 極力 言われたくないと感じるのが
人情だと思います。
そのため 悪口を言う人の周りから
人は去っていきます。
仮に集まったとしても同じ人や対象に対して
悪口を言う人同士が集ります。
しかし、しばらくすると集まった人同士で
悪口や誹謗中傷合戦となり仲違いしたりすることで
どちらにせよ周りから人がいなくなっていきます。
そして関係を悪化させ孤独を感じ
困っていても助けてくれるような人も
離れていくなど デメリットも非常に大きいです。
それそのことが分かっていても
悪口をなかなかやめられない
こともあります。
まるで 依存 のような部分がありますが
実は このように悪口を止められなくなって
しまうのは、自分の中にあるネガティブな感情が
原因になっています。
そのネガティブな感情に向き合うことにより
解消させることができたりします。
対処するには?
どんなネガティブ感情があるのかを知る!
テープ式カウンセリングでは依存症という言葉を
基本使いません。
依存しているように見える状態は
ネガティブな感情により
崩れてしまった心のバランスを取るために
依存対象を杖の代わりにしたり
もたれかかったりしているという
考え方をしています。
そして元になっている
ネガティブ感情を解放することにより
バランスをとれるようになると
依存対象に頼る必要がなくなる
という考え方になります。
例えば、私は成功している人が羨ましいと感じ
悪口を言っていました。
そんな、自分のネガティブ感情と向き合った時
・自分は成功したいと思っている
↓↓↓
・しかし成功していない
↓↓↓
・そんな自分が惨め
↓↓↓
・自分に価値がないと感じてしまう
ということがわかってきたりします。
この時にポイントとなるのは無価値を感じてしまう
「無価値観」という感情がネガティブな感情になります。
そして無価値感を感じたくないので
悪口を言って相手を貶めたり
蔑むことにより安心感を得たいと
悪口を言ってしまっていました。
そのネガティブ感情はどうして生まれたのか?
今度は、その無価値観をいつからどのように
感じるようになったのか?向き合っていきます。
すると、子どものころ親から
学校の成績が悪ことに対し
「価値がない」とか「お前はダメだ」と
言われていた。ということを思い出しました。
また「お前は面白くない、つまらないやつだ」と
友人や知人に言われていたことも思い出しました。
例えば学校の成績が悪いということは
受験しても偏差値の高い学校に入学できません。
しかし、偏差値の高い学校を卒業していなくても
社会的に成功している人はたくさんいますし
多くの価値を生み出している素晴らしい人はいます。
なので「学校の成績が悪い=価値がない」
ということはないですよね。
同じように
「お前は面白くない。つまらないから価値がない」
ということも
「面白くないつまらない」はその人の感想です。
面白いかどうかは人によっても異なります。
また、面白い話術もなければ
お笑い芸人さんのように面白い芸が
できなかったとしても、
黙々と自分の得意分野に情熱を注ぎ
偉業をなした人もたくさんいます。
そうしたことに気づくと、
自分が価値がないと感じることに
根拠がなくなります。
このように、ひとつひとつ丁寧に向き合っていくと
無価値を感じる必要はなかったのだと気づき
そうした気づきが起きると
無価値観というネガティブな感情は
解放されていきました。
そして、悪口を言ってしまうことがあっても、
「やめられない、止まらない」
がなくなっていきました。
このように向き合うことを
一つ一つ繰り返していくことにより
依存する対象に頼る必要が無くなっていきます。
もしよろしければ自分でもできますので
試していただきたいと考えています
ただ、一人で向き合うのは時間がかかったり
場合によってはストレスが大きく感じてしまう
場合もあります。
もし必要な場合、お声を掛け頂ければ
お手伝させていただきますので
ご検討ください。
応援しています!
心のお天気快善カウンセラー SHU
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