みっきーのリアル登山者の端書き#731『分断から連続へ』
世の中の問題は、「分断」が原因となっていることが多いように思います。
個人の意識で考えると、「自分のことしか考えない=周りから自分を分断している」ということだと分かりやすいでしょうか。
環境問題を考えると人と自然環境を分断していることが、その背景にあるように思います。
では自然環境問題に対してどう立ち向かうかの骨子は、都市と環境を再びつなげる=連続性のあるものにすることにあると思います。
先ほど挙げた個人の話で言うなら、「自分のことだけでなく、周りのことも考える」ということですね。
連続性については、生物学の分野としては福岡伸一氏が著作「動的平衡」で述べている、人間は固定的な存在ではなく、常に周りの物質と入れ替わりながら存在しているということや、建築の分野での伊東豊雄氏が「建築で日本を変える」で述べている、建物と外環境との関係の重要さといったところから、色々な分野でも今後注目される要素だと思っています。
登山者としては、自然と人とをいかに繋げるか。
「山のパートナー」を目指したい自分としては大切な要素だと思っています。
連続性についての知見とアウトプットをこれからも積み重ねて、より自分の中での解像度を高めたいと思います。
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