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不合格。嗚咽が止まらず、立ち上がる事も出来ず。迎えに行く事も出来なかった

こんにちは。カウンセラー・コーチの齋藤 典子です。


ネットで、中学受験の体験記を読んでいたら、残念ながら第1志望校に不合格だったご家庭のお母様が、

「ショックで、嗚咽が止まらず、立ち上がる事も出来ず。子どもを迎えに行く事も出来なかった」

とありました。

それだけ熱心にサポートをなさっていたのだと思います。


私も、長女の受験の時に、受験を甘く見ており、
1月受験はしない選択をしました。


塾での模試でも、それなりに結果がでていましたので、
受験校は、東京のみで、2月1日の入試で当然合格を頂けると思っておりました。


しかし、1日は不合格でした。


合格だと思い込んでいたので、ショックでした。


ここで長女に申し訳なかったことが1つあります。


それは、長女以上に私が落ち込んだことです。


中学受験は、親のサポートが必要な年齢とはいえ子どもが主役です。


毎日勉強を頑張っていた長女の方が、悲しかったはずです。


なぜそんなに私が必要以上にショックを受け、落ち込んだかというと、
合格ということに、依存をしていたからです。


依存とは、「他の物を頼りにし成立・存在すること」
とあります。


赤ちゃんはどうしても、大人に依存をしないと生きていけません。


人は、大人になっても、食物を作る、家を建てるなど全てが自分で出来るわけはないので、依存をしています。


ただ、私の場合、合格に依存をしていたので、
「合格させるために頑張らないと」
と、合格出来るためになんでもしないとと過保護、過干渉になり、子どもとしたら重たかったと思います。


重たいですし、

例えば、子どもは、親の希望に応えないとと頑張るので、

自分の気持ちが分からなくなる、

いい子でいる選択をする、

自分の気持ちを押し殺す、

周りの様子ばかり気になり学校に行ってもすごく疲れる、

いつもどこか不安で生きづらいそんな感じにもなり得ます。


子どものより良い幸せをと願って始めた中学受験なのに、
本末転倒ですよね。


そんな私も気持を立て直し、お陰様で、結果的に志望校に合格を頂き長女も充実した6年間を過ごしました。


本来なら、
長女が不合格だった時、すぐに励まし2日の入試に立ち向かえるように長女のサポートが出来たらよかったなと思います。


私は、過干渉は抜けたと思いますが、過保護ぶりはたまに顔を出してきます。


それは、自分が親にやって欲しくてもしてもらえなかったことでした。


過保護になりそうになる時、
「これは、子どもが出来ることかな?」
「今は、手伝った方がいいかな?」
と、考えて行動をしています。


それと同時に、私が小さい時に、

「こうして欲しかったのに、してもらえなかった。」

「それどころか、きつい言葉をかけられ傷ついた。。」

など、癒されていない置いてきぼりになっている気持ちを癒して行き、
随分と気持ちも軽くなり、むやみに感じていた不安も減りました。


何より、子ども達がその子らしく過ごし、2人とも行きたいと思っていた学校に行けたことが嬉しいことです^^


もし、お子様のサポートをなさっていて不安で仕方がなく、
「私も、過保護・過干渉しているかも。。」
と、気になられた方はこちらもご参考になさってくださいね。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

齋藤 典子

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