テスト結果に一喜一憂されているあなたへ

こんにちは。カウンセラー・コーチの齋藤　典子です。

中学受験では、定期的に偏差値が出るテストがあります。

私は、子どもが中学受験の塾に入塾した際、
「小学生でもう、偏差値か。。」
と、思いました。

そう思いつつ、子どものテストが返され、結果を見ると、
「どうかなぁ」
と、数字を気にしている私がいました。

少し上がれば喜び、思わしくないと、がっかりし振り回されていた時期もあり、
一喜一憂されるお気持ちがわかります。

しかし、大事なのは、
テストに対する振り返りです。

今年の春まで席を置いていた早稲田大学で「学ぶことの科学」という講義を受講しました。

心に残った講義の1つです。

その中で、特に心に残ったのが、
「振り返り」
についてです。

振り返りと言っても、勉強面だけでなく、
精神面に対してもです。

例えば、

「子どもに怒りたくないと思っているのに、我慢しているうちについ怒っていた。」

「子どもを黙って見守ろうと思っていたのに、ついつい口うるさく言っていた。」

ということはありませんか？

お子さまでしたら、
テストのケアレスミスは、理解が浅かったという理由もあるかもしれませんが、

もしかしたらメンタル面から起きていることかもしれません。

ほんの些細なことかもしれませんが、「振り返り」をすることで、
思っていた以上の結果が生みだされることがあります。

あるクライアントさま、

「子どもが出来ていないと、口うるさく言って、夫にも、
「言い過じゃないか」

と、言われていましたが、振り返ってみると、子どもは、
ちゃんとやるべきことをやり、成長していることがわかりました(笑)」
そんなお話をなさってくれたことがあります。

その子も憧れていた志望校であった男子の御三家に合格を頂いていました。

数字が出るので一喜一憂したくなるのも当然です。

そこで終わりにせず、是非メンタル面を含めた「振り返り」をなさってみてください。

自戒をこめて。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
齋藤　典子