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自分の会社をどんな雰囲気にしたいですか?

先日は月に一度の
お客様の会社の従業員向けの
社員研修の日でした。

月に一度の研修も、もう7回目。
これまではご自身のマインドや思考を整えることに
重きを置いてきました。

皆様の努力で随分とマインドや思考が整ってきたので
研修の内容も個から組織へと
ステージを上げることにしました。

そこで、今回の研修のゴールは
『心理的安全性の意味を個々が理解すること』

そして、その先とし
今後において各々が心理的安全性を意識し
少しずつ実践することです。

心理的安全性の話をする前に
皆さんに「どんな雰囲気の会社にしたいか」を
発表してもらいました。

社員の皆様から出てきた代表的な意見をご紹介します。


・昔、理科の実験で行った
ダイラタンシーのような組織でありたい。
普段は水溶き片栗粉のように柔らかいが、
柔らかいと、時にパフォーマンスが出せない。
なのでパフォーマンスを出す場面では
時にお互い協力しあい、個々も固く能力を出し合いたい

・活気があり、アットホームでありながら
メリハリもあり、気軽に相談ができる雰囲気

・常に上昇していこうとする想いが会社としてある。
言いたいことが言え、スピーディーに解決できる。
協力し合える、だが良い意味でのライバル心もある。

・個々の能力を最大限に高めた状態で
仕事に取り組みたい。
弊社の問題点は「伝え方」と「捉え方」だと思います


各々の意見を訊き、その感想として
社員の方がおっしゃった言葉に全て集約されていました。

『ここにいるメンバーは個性の塊で、ある意味みんな尖っている。
だけど皆の言葉からそれぞれが同じ方向を向いていることが
わかり良かったし、安心しました』

そうなんです、私も安堵感でいっぱいで
よし、今後の方向性を個から組織作りに持っていけると
自信になりました。

こちらの会社様から研修の依頼を受けたときに
社長から以下のようなご要望を賜りました。
・社会人としての基本ができていない
・ビジネスマナーを身につけてもらいたい
・社員さんの扱いに苦慮することがある

このご要望から社外参謀とし、どう関わっているのか、
どう関わってきたかを実例を通し、
このnoteでご紹介したいと思います。

最後に、今回の研修中にある社員の方がおっしゃった
言葉をご紹介します。

「どんな雰囲気の会社にしたいか。お題が難しいですね」

そうなんです、難しいことを今回お題とし、
私はあえて出しました。

その意図とし、
「雰囲気」の 気 は数値化できません。
個々の仕事の捉え方、意識、そして想い等が
雰囲気の気を作り上げます。

何となく居心地の良い場所、悪い場所は
色々な会社に伺うと伝わるものがあります。
従業員の方の個々の気が場を作ります。

お題が難しいといった社員さんは
最後にこうおっしゃいました。
「今日のテーマは一朝一夕ではできないですね。
日々意識していきたいと思います」


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