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【囲碁】 個人的に囲碁の魅力! 前編

パチっ!

札幌で囲碁の神の一手を探していたら、いつの間にかAIが人間を超えていた事に気付いた、ピンクパンサーです!

(๑╹ω╹๑ )エーアイガデテ、イゴハタノシクナッタ!


囲碁。

もしかするとやった事が無い人は、聞いただけで難しいイメージがあるかも知れません。

しかし実際にやってみると、ルール自体は殆ど覚える事がありません。

「どこに打ってもいい!」

それが逆に難しく感じるかも知れません。

以前にも記事にした事があるのですが、改めて

自分が何故囲碁を始めたか?

という話もしつつ、個人的に思う囲碁の魅力を書きたいと思います。

良かったら、お付き合い下さい。
m(__)m


【囲碁を始めたキッカケ】

大きく2つあるのですが、1つはとてもメジャーな理由。

「ヒカルの碁」という漫画が、半端じゃなく面白かったからです!

この子がプロの囲碁棋士を目指します。集英社文庫。

この漫画は、囲碁を知らなくても面白い!

この魅力が囲碁をやりたいという人を増やしたのかも知れません。

見た事が無い人は、

「囲碁の対決の描写がメインの囲碁漫画」

と思う人もいるかも知れませんが、囲碁の描写は少ないと思います。

「囲碁を題材とした、主人公のサクセスストーリー!」

という意味合いが強く、囲碁を知っていても知らなくても、物語として楽しめる作品です。

きっと見て頂ければ分かると思います。そして何故か、囲碁がやりたくなりますw

「子供の頃から囲碁棋士を目指している子供が、実際どの様な生活を送っているのか?」

こういう描写も魅力の1つだと思います。

囲碁をやるかやらないかは別としても、見た事が無い人は作品としてオススメです!

そして自分は、このヒカルの碁を見た事により、囲碁がやりたい!

と思い始めました。

19歳か20歳頃だったと思います。


【お金の掛からない趣味が欲しい】

そして私は、一度囲碁に挫折しましたw

父が囲碁をやるので、

本を読んでは、父と対戦。
本を読んでは、父と対戦。

勝てない!(>_<)

9個先に石を置かせて貰い、最高にハンデを貰っていました。

黒い丸は、最初から自分の黒石が置いてあります。

この状態で、父が白石を置く所からスタート。

もちろん、その後は自分が黒石を置けるので、普通に考えて負けるわけがない!

しかし、負けてしまう。T^T

父はニヤニヤ。

ムカつく!!!(>_<)

絶対にこういう人に囲碁を習ってはいけません!初心者相手にニヤニヤし、

「ホントに置く場所そこでいいの?w」

とか、言ってくるんです!

キーーー!!!(>_<)

これを繰り返し、ハンデを減らしていきました。ただ、突然ハンデを減らせなくなり、壁にぶち当たりました

3つの石を置いている所からスタート。

ここまでは行けました。
※父自体、そんな強くありません。

この画像では左上に白石がありますが、これは一例です。

「最初は9個石を置かせて貰い、1つずつ減らしていく。」

何を基準に石を減らすかは人それぞれかも知れませんが、私と父は「自分が2連勝したら1つ減らす。」

ただ、あまりに勝てない場合また1つ戻してました。

「4つ置いていれば何とか勝てますが、3つだと全然勝てない。」

恐らく、

「初めて白石が構えている角に対し、自分から攻撃を仕掛ける。」

ここが今までと違う作戦を求められ、そこに大苦戦したのだと思います。

結局実家から独立した事も重なり、一度囲碁と離れていました。

しかし、日曜日にやっているNHK杯だけは見ていたのですが、リアルタイムでみる暇がなくてYouTubeで見ていました。

とても個人的にタイムリーな話題ですが、

「著作権の関係で今はYouTubeでNHK杯の動画が激減しました。」

これもNHKとしても当たり前の対応だと思います。

NHKでやっている番組がYouTubeで流れる事により、その広告料はGoogle社に入る。

とても残念ですが、NHKとしては仕方ない出来事!(>_<)

囲碁はある程度覚えると、見てるのも楽しいです。

「お互いに何を考えて石を打ち、自分ならどの様に打つか?」

それを見ているだけでも楽しく、見てるだけなのに何故か囲碁のレベルが上がります

休みの日は見逃していた囲碁を見て、ネット碁で対戦する日々が始まりました。

気づくと、

「あれ?なんか無駄遣いが減ってお金があまり減っていない!」

金がかからない趣味として、囲碁はとても良いかも知れない!

それでまた、本を買ったりして囲碁を改めて覚えました。

「なんか俺、強くなってるかも知れない!」

まだまだ実力は足りないですが、久しぶりに父とハンデ無しで戦って見ました。

互角に戦える!!!

囲碁を打つよりもプロ同士の囲碁を見ていただけです。

ある程度囲碁を覚えれば、見てるだけで十分強くなる!

対戦したければ今はインターネットで簡単に対戦相手を見つけられます。

「ほぼ、お金を必要としない!」

これも大きな要因となり、改めて囲碁を覚えていこうと思いました。


【囲碁の考え方が素晴らしい!】

自分は今、「もっと子供の時からやっておけば良かったなー。」と後悔しています。

それは「囲碁が強くなる」為ではなく、「囲碁の考え方」「学べる内容」です。

囲碁の考え方は人生の役に立つのではないか?

本気でそう思っています。


【自分の責任で、負ける事を学べる。】

今のインターネットの世界を見ていると、

自らの負けを認めてはならない!
自らのミスを他人のせいにする!
自らの負けを受け止めない!

この傾向が昔よりも強い気がします。自分自身の心の中にも、これらの気持ちは存在します。

しかし、「いつか何処かで、自らのミスを受け止める日が来る!上には上がいる事を知り、壁にぶつかる。そしてそれが、遅ければ遅い程、立ち直るのが困難になる。」

と、個人的に思っています。

昔から当たり前の事かも知れませんが、「インターネットの世界」は存在せず、「負けを認めなくていい都合の良い居場所」というのが、今より少なかったと思います。

現実社会で乗り越える!

これを昔の方が求められたと思います。

そこで、囲碁です!

囲碁は自分の責任のもと、一対一で同条件で対峙します。

「負けた場合どんな言い訳をしようとも、自分の打った石が相手の打った石よりも劣っていた。」

だから負けます。

「自分の責任のもと負け、それを受け止め、次は勝つ!という努力をする!」

自らの責任で、言い訳が出来ない負ける経験
更にそこを受け止め、次の対戦の為に備える。

「この経験は、将来的に活きるのではないか?」

と自分は思っています。

スポーツの個人競技や、将棋などのテーブルゲーム。それでも学べる事かも知れません。^_^;

自分は囲碁しかできないので、囲碁をオススメしたい気分ですが、「自分の責任で負ける事を乗り越える経験」

これは早いうちに受け止めておいた方が良い気がします。

勝つ事よりも、負ける事が大事だと思います。

だからと言って、「囲碁をやっている人はみんな乗り越える力が強いのか?」

と言われると恐らくそんな事はなく、個人差があると思います。

「乗り越える確率が上がり、挫折した時のダメージが軽減出来るかも知れない。」 

そういう意味で、

若いうちに囲碁をやる事はメリットがあるのではないか?

と思っております。


【コミュニケーションツール】

囲碁は年齢を問わず出来ます。

強さと年齢は比例しません。

囲碁をやる人は昔に比べると減っているのかも知れません。しかし、本当は年齢問わず共通の趣味があった方がコミュニケーションが取りやすいと思います。

「今の若い奴は全くなってない!」
そう感じる年上の方。

「あんな大人になりたくないな!」
と思う年下の方。

しかし、実際に会話すると、

「そういう意図があったのか!」

と、お互いに納得出来る事もあると思います。

年上の人にしか出来ない事。
年下の人にしか出来ない事。

ここを支え合う事で社会が構成され、良い社会を後世に遺していくと思うのですが、

何となく今の社会は、世代ごとで争っている様に見えます。

そんな事は無いのかも知れませんが、「世代間を超えた共通の趣味」というのは、必要だと自分は思っています。

囲碁は「戦い」ですが、互いに石を置く「会話」という意味合いも強いです。

「相手が何を考えて、そこに石を置いたのか?」

ここが重要になってきます。おのずと相手の性格を考える事になります。

もしかしたら最終的に喧嘩になって終わるかも知れません!w

「囲碁を通して、相手の考え方を知る。」

お互いの誤解を解くには、とっても意義のある時間になると思います。


【相手に与えないと勝てない】

ここが最重要であり、「人生に置き換えると、もしかしたら楽に生きられるかも知れない!」

と思う、囲碁で必要となる考え方です。

囲碁は最終的に1つでも多く陣地を取った方が勝ちです。(黒が先に打つので、黒が有利。その分多く陣地を取らなければならないというルールはあります。)

「少しでも多ければ勝ち!圧勝する必要はない!」

大きく勝とうとすると、力が互角であればきっと囲碁では負けます

交互に打っているのに圧勝しようとするのがおかしな考え方です。

「相手に10個の陣地を与えて、実は自分は11個の陣地を取っている。」

これが最高の状況です!

これを人生に置き換えて見ると、

「相手にもメリットを与えてあげる。けど、裏では自分がちょっと得している。」

きっとこれが、最高な状況です!

しかし、囲碁でもこの考え方は凄く難しいです。沢山勝ちたくなります。^_^;

人生においても「人を呪わば墓二つ」という言葉もある様に、

「相手に圧勝し玉砕しようとした場合、自分が玉砕する可能性が高い!」

なので、嫌いな人がいたとしても逆に何かを与えてあげて、それ以上の得を自分は得る!

この考え方の方が、自分が有利になる可能性が高いと自分は思います。

「相手を打ちのめすのではなく、相手に与えた上で、自分はそれ以上の得をする。」

自分自身、まだまだこの考え方を実践出来ていません。

しかし世の中を見渡すと、

「人に与えている様で、実際にはそれ以上の得をしている人。」

こういう人がこの社会を上手く立ち回っている様に自分には見えます。

囲碁は相手に与えなければ勝てません。

これは人生においても大事な考え方なのでは無いか?

と、思っております^_^;


【囲碁のルール】

「やるかやらないか分からないけど、囲碁を知ってみたいかも。」

と、もし思われた方は是非以下の過祭 進碁さんという方のnote記事をご覧下さい!自分はルール説明が異常にヘタです!(T-T)

分かりやすく、そして詰め碁などの記事も、とても初心者の方向けに作られています。

「本を買わなくても無料で見れるなんて、昔よりも囲碁を覚えるのは楽になったなー。」

と感じます。

良かったら囲碁をやるか?やらないか?は別として、覗いてみても損は無いと思います。


【AIの存在】

「どうせAIの方が強いんでしょ?やる気しねーわ。」

という人もいるかも知れませんが、囲碁はAIの存在により楽しくなった部分もあります!

詳細は省きますが、

  • 囲碁の常識が変わった

  • 有利不利が可視化された

  • 正解と思われる一手が分かるようになった

これは、囲碁をやってみないと分からないかも知れませんが、「人と人が対戦している囲碁を観戦する」

ここが、非常に楽しくなっております!

昔の囲碁を野球に例えると、

「スコアボードが無く、試合終了までどっちが何点入っているか分からない。」

こんな感じです^_^;

実際には白熱するシーソーゲームの戦いなのに、それが見ていても分からない!

それが昔の囲碁です。しかし今、AIが出た事で可視化され、

勝敗が揺れ動いているのが分かります!

個人的には囲碁は、「AIの登場により、よりみんなが楽しめるようになった」と、思っております。


【さいごに】

後編では実際に、

「自分が何を考えて囲碁を打っているのか?」

というのを対戦している画像付きでご紹介したいと思います。

ただ、実際の囲碁は「19×19」の盤面を使って戦いますが、「9×9」の小さい盤面でやりたいと思ってます。

そして、自分は囲碁は弱いのでそこは勘弁して下さい!m(__)m

という事で今回は以上です!

また次回の記事で逢いましょー!^ - ^



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