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紙の質の違いから日本の未来を考える

色んな国を移動して生活していると
度々、文房具とか紙やノートを
購入する機会があります。

日本の文具類の質は
安くても最高です。
ボールペンの替え芯などは
準備して備えています。

でも、紙類って持ち歩くと案外重いので
必要時は現地調達することになります。

現代は、学習する時やノートを取るにしても
紙のノートではなくて、
PCやiPadのノートアプリなどに
打ち込んだり書き込むことも多いと思います。

それでも、まだ義務教育期間は
紙・ペーパーのノートに
手書きで書くことが多いと思います。

だから、学生さんたちは
どんなノートが使いやすいとか
どんなペンが書きやすくて機能的だとか
それぞれのお好みがあると思います。

私も、子供たち経由で、
安くて機能的で書きやすいペンなどを
教えてもらったりしました。

いまも、旅先・移動先でも常に
そのボールペンを愛用しています。

PCやデバイスだけでは事足りず、
学習したり何かする時には
紙のノートやコピー用紙などが
必要になる時もあります。

それは手持ちがなくなると
現地購入しないといけないのですが
探すのも一苦労です。

まずは何処に売っているかです。

日本のように、スーパーマーケットやコンビニや
ホームセンターや100円ショップが
どこにでもあるわけではありません。

どこにどんな店があるのか?
その国によって、店舗の種類も
扱っているものも違います。

日本ほど便利な国って、
先進諸国を見てもないと感じます。

スーパーマーケットに
日常の家族が通常の生活で必要なものが
一通り揃っていて入手できる事は
すごく稀でありがたいことです。

あっちの店、こっちの店と
探し歩かなくてもいいし、
一定ラインの水準の物が
安定して供給されているので
何かを買い足すのも安易です。

なので、海外では
日本の便利さをしみじみと感じつつ、
現地調達するべく情報をリサーチします。

Googleマップで店舗を探して
実際に行ってみてもないこともあります。
扱う店自体もよくわからない状態です。

そんな時は、現地の人に聞くのが1番です!

これこれを購入したいのだけれど、
ここから近い場所で売っているお店を
教えていただけますか?
という感じで質問します。

今回も、ノートが必要になったので
滞在先のオーナーさんに
WhatsAppで相談しました。

余談になりますが、
日本はチャット的な気軽なやりとりは
LINEが主流だと思いますが、
海外はWhatsApp や Viber などが主流です。

滞在先でもオーナーさんや担当者と
ワッツアップを交換しておくと
コミュニケーションがスムーズにいきます。

今回も、質問したらすぐに対応してくださって
スタッフに書いに行かせるよと
仰ってくださったのですが、
ノートと言っても実際に見てみないと
どんな物なのかわかりません。

なので、自分で見て選びたいからと伝えて
スタッフさんに同行してもらって
案内していただく形にしました。

スタッフさんについていくと
地元の商店街の小売店に案内されました。

私がノートを探している事は
スタッフさんがわかっているので、
店主に伝えてくださり
棚から何冊か出してもらいました。

はじめは、小さめのガッチリとした表紙の
ノートを提案されました。
が、私の求めているものとは違うので
店主さんの手元をみて、
棚の商品を指差して
アレを見せて!という感じで
棚から取っていただきました。

表紙を見ただけでは
ノートの中身の紙の様子は分かりません。
中をめくって用紙を確認しました。
ラッキーなことに
だいたい求めている範囲のものが
すぐに見つかりました。

紙質は、日本のようにサラッとして
真っ白ではありませんが、
シンプルで余計な線は少なくて
使いやすそうでした。

なので、これをくださいと伝えて購入しました。
価格にして60円くらい。

文具類や紙類は
どの国もそこまで大差ない価格という印象です。
現地生産か輸入品かでも異なるとは思いますが。

でも、紙質とかクウォリティは
すごく国によって違うなと感じます。

たかが文具であっても
日本のような繊細さや細部へのこだわりは
他国の商品にはないなと
どんな日用品であっても感じたりします。

日本品質って凄い事だなと。
こだわりもあるだろうけれど、
でも、求められている基準が高いので
安くても品質が悪すぎると
売れないということもあるのでしょう。

消費者からするとそれはそうですよね。

でも、海外ではなかなか
日本のようなクウォリティに
手頃な価格で出会うことは少ないです。
また、探すのも難しいです。

そういう意味では、
文具以外でそれを感じるのは
トイレットペーパーの質も然りです。 

更には、トイレの便器そのものまでいきますが。

トイレットペーパーの品質は、
もちろんリサイクル紙とか
環境への配慮という視点も外せませんが、
製紙の技術力の差というものも大きいです。

日本でも、安ければ安いほどゴワゴワして、
高級なトイレットペーパーはふわふわ
というのもありますが、
でも、公共の場所にあるような
ありきたりなトイレットペーパーであっても
差し障りなく使えます。

ですが、海外になると国によっては
もちろん価格にもよるのですが、
硬くてちぎりにくかったり、
逆に破れ安かったり
最低ラインのペーパーを観察すると
その国の『ものづくり』のレベルを
垣間見ることができて面白いなと思います。

とにかく、製紙の技術から始まり
自動車や家電に至るまで、
日本の製品の品質は現時点では
まだトップクラスだと感じます。

でも、これから先はわかりません。
人口が多くて、出生率が高くて
労働力や活力や勢いがある国が
どんどん技術力を模倣して
追い越していくのかもしれません。

日本も置いてきぼりにならないように
それに適応すべくなんらかの策略が必要で、
新しい着眼点やクリエイティビティが
大事になるのだと思います。

インフラを含めて国の発展状況的にも
物質や生活環境的にも 社会制度的にも
内容や質はともあれ教育制度も
ある程度保証されて安心した暮らしができる日本。

そこに安住することなく
安定や安心を求めるだけでなく、
もっと挑戦的に革新的に
一人一人がクリエイティビティを発揮しながら
自分の得意とするところを磨いて
自分自身のやりがい生き甲斐を満たしながら
世界もより良くなるように
価値を生み出しながら提供していくためには、
ベースとなるのはマインドセットや
教育になるのかなと思います。

紙質の違いから
教育や自己実現や社会貢献に至るまで
話は飛躍しましたが、
やっぱり価値を生み出す根源は、
マインドセットであり、モチベーションであり、
教育であり、そして追求できる意思力や継続力であり、
挑戦していくハングリー精神なのかなと思います。

心技体。
頭と心と体。
思考・感情・感覚・直感
全てが大事でありバランスです。

陰陽のバランスとエネルギーの循環。

肉体面、感情面、精神面、感情面。
その時々で注力するのが良い
発達や進化に適切な時期もありますが、
それを踏まえた上で 全体のバランスも見ながら
発達を考えていけたら良いのかなと思います。

大人たち自身の学びと向上心と共に
日本が発展してくためには、
そして一人一人それぞれが輝きながら
Win-Winの世界を創っていくためには、
次世代教育が要だなと思います。

学びや経験や知恵を
次世代に繋いでいく役割と責任は
大人たちにあると思います。
そして、未来に繋ぐ。

子どもたちが宝であり、希望です。

お読みいただき
ありがとうございます♪






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