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ONE TEAMと心理的安全性~チームづくりに必要なものは何でしょうか?~

2023年9月29日は、ラグビーワールドカップ日本代表にとって運命の「日本VSサモア」戦が始まります。
9月27日現在、チリ戦、イングランド戦を終え、1勝1敗勝ち点5となっております。果たしてサモア戦に勝利して、決勝トーナメントに進出できるか、今からものすごく楽しみにしています。
サモアVSアルゼンチン戦をTV観戦したけれど、両チームともフィジカルが強く、ゴール前の攻防は思わず手に汗にぎる展開で興奮MAXでした。

2019年のラグビーワールドカップにおける日本代表を印象づけたキーワードが「ワンチーム」。チーム・組織に関心がある自分にとって、このキーワードはとても興味深いものでした。試合内容もまさに「一体感」を感じさせるもので、観戦側も一体となったのではないでしょうか。

「ワンチーム」の初出はジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の就任から約1カ月後の2016年10月28日。欧州遠征メンバーの発表会見でのこと「ワンチーム」の初出はジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の就任から約1カ月後の2016年10月28日。欧州遠征メンバーの発表会見でのことだ。
15年W杯代表が12人で、初代表は17人。新旧メンバーが混在する中で、「一体感のある組織を目指そう」と選手らも加わって決めたものを、ジョセフHCが自ら発表した。

2019/12/04サンスポ ラグビーコラム

もっとも、今大会では、「OUR TEAM」をスローガンにして前大会に比べてチームの一体感をつくろうとしています。

会社で某チームを作ったとき、リーダーはどのようにチームを運営すればいいかを考えることでしょう。
では、チームを運営していく中で「心理的安全性」の高低で何か違いが生まれるのでしょうか?

【心理的安全性が高いチームの特徴】
・チームメンバー同士がお互いを尊重し合い、自分の意見や失敗を率直に表現できる環境がある。
・チーム内のコミュニケーションが活発で、相談や意見交換が活発に行われる。
・チームメンバー同士が協力し合い、互いに信頼し合う雰囲気がある。
・チームメンバーが成長できるとの実感を持ち、チームに対して不安や恐怖を感じることがないため、目の前の仕事に全力で取り組むことができる。

【心理的安全性が低いチームの特徴】
・チームメンバー同士がお互いを尊重し合わず、自分の意見や失敗を率直に表現できない環境がある。
・チーム内のコミュニケーションが少なく、相談や意見交換が行われない。
・チームメンバー同士が競い合い、協力し合わない雰囲気がある。
・チームメンバーが成長できないとの実感を持ち、チームに対して不安や恐怖を感じることがあり、目の前の仕事に取り組むことが難しい。

心理的安全性が高いチームと低いチームの違いは、チームメンバー同士のコミュニケーションや協力の度合い、お互いを尊重し合う雰囲気、チームメンバーの成長に対する実感の有無などが大きく影響しています。

perplexityより生成した文章

「一人以上の集団性があり、人間関係により良くも悪くもなる危うい紐帯」と自分の中ではチームを定義づけています。
チームは、リーダーとメンバーに分けることができ、リーダーとメンバーやメンバー間の人間関係によって、リーダーが目指す方向以上の成果を上げられる、予想もしなかったバッドエンドで終わってしまった・・・。
スポーツやビジネスの不確実性は、関わる人間関係性によって「バタフライエフェクト」が生じ、最終的に着地するという性質があるために生じてしまいます。

DIAMOND ONLINE 2021.11.4 『「心理的安全性が高い職場のリーダーと低い職場のリーダー」決定的な違い』という記事が掲載されました。

立命館大学の山浦一保教授によると、人間関係のコミュニケーションについて次のように述べています。

職場において、コミュニケーションは基本的にはコストです。
「あのとき、もっと確認をしておけばよかった、連絡をしておけばよかった」と私たちはなぜ後悔するのか。
 答えは、実にシンプルです。面倒だったからです。
 自分や相手の時間、そのお互いの時間を調整すること、話す場所の確保、話すこと自体に使うエネルギー、いずれもコストです。
 気心が知れず話が伝わりにくい相手、厄介な内容のクレーム、重要性が認識できないままの指示内容、繁忙期などとなればコストはさらにかさみます。
 そのため、自分でやってしまった方がいいなどとつい考えてしまうものです。
 組織を成り立たせている階層は、ときに非常に大きな障害物になります。
 地位とそれに伴うパワーが付与されているせいで、話しにくさが生じます。
 しかし、それならば「フラットな構造にしてしまおう」というわけにもいきません。
 組織の運営を効率的にしようと思えば、目線の異なる地位と役割が不可欠なのですから。
 対等な者どうしであれば譲り合ってしまうかもしれないところを、階層があるからこそ最終の意思決定がよりスムーズに行われ、かつ責任の所在を示すことができているという側面があるのです。

 この部分を活かしながら「もう少しだけでいいから苦なく話せたらいいのに」「まともに話を聞いてくれるだけでもいいのに」という思いをさせないように先手を打つのです。

DIAMOND ONLINE 2021.11.4

コミュニケーション。誰でも知っているこの言葉が、結局は人間関係の原則・基本となります。
チームをはじめ組織は、ケースバイケースで、ものすごく多種多様な集合体ですが、だからこそ面白みを感じています。

perplexityにコミュニケーションを円滑にする方法を質問しました。

職場のコミュニケーションを円滑にするためには、以下のような方法があります。
①相手の立場や気持ちになって考える
②聞き上手になる

③ポジティブな言葉遣いを心がける
④相手に興味を持って接する
具体的には、相手の立場や気持ちになって考えることで、相手の意見や要望を理解しやすくなります。
また、聞き上手になることで、相手の話をしっかりと聞き、理解することができます。
さらに、ポジティブな言葉遣いを心がけることで、相手に好印象を与え、コミュニケーションが円滑になります。
相手に興味を持って接することで、相手との共通点を見つけ、コミュニケーションを深めることができます。
そして、コミュニケーションを増やすことで、相手との信頼関係を築き、職場の雰囲気を良くすることができます。

perplexityより生成した文章

円滑にコミュニケーションを進めるためには、「相手への興味」「聞き上手」が中心になるかと思います。

ONE TEAMや心理的安全性というキーワードがあることで、チーム・組織を理想の方向を導くものになっています。

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