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秋分。

今日は秋分。

二十四節気の第十六。
9月22日~10月7日ころ。

春の春分と同じように、太陽が真東から真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のこと。
今日を境に少しづつ昼の時間が短くなってくる。
なので夜の時間が長くなっていく。
暗い時間が長くなってくると、
何だか物悲しい気持ちにもなってくるけれど。
秋の夜長、何を、どんな風に楽しんでいこうかしら…


七十二候。

*初候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
9月22日~9月27日ころ。
夏の間、夕立と共にゴロゴロと鳴り響いていた雷がおさまるころ。
ここ最近は急な雷雨が強烈で。
線状降水帯など、酷い天災もあって。
自然の脅威を肌で感じることが多い。
怖いくらいの大きな入道雲から、
いつの間にか空一面に広がるいわし雲やうろこ雲に。
いつの間にか秋模様。
そんな春分のころの『雷乃発声』と対になる七十二候。

*次候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
9月28日~10月2日ころ。
春から夏の間、外で元気に活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめるころ。
この虫と言うのは昆虫などの虫だけではなく、蛙や蛇などの両生類や爬虫類なども指します。
秋冬の寒い中、約半年もの間、土の中で静かに過ごすのです。
こちらも春分のころの『蟄虫啓戸』と対になる七十二候。

*末候:水始涸(みずはじめてかるる)
10月3日~10月7日ころ。
水田に張られていた水を落とし、刈り入れの準備に取り掛かるころ。
稲刈りの時期です。
今年は酷暑で雨も少なく、稲の生育は厳しかったと。
これから新米の美味しい季節に。
農家さんの愛情のこもったお米が食べられること。
日本人で良かった~と感じる瞬間。


✿『暑さ寒さも彼岸まで』
秋分の日を境に暑さも和らいでくることをあらわした言葉です。
少しづつ秋の気配が増してきています。
今年の夏は暑さが本当に厳しかったので、涼しくなるのは嬉しいことだけれど、身体は季節が変わるときは少なからずストレスがかかるもの。
朝晩は冷えてきています。
冷えは万病のもと。身体を冷やさないように。
過ごしやすい季節、秋の夜長を楽しめますように…♡

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