見出し画像

「すごくよかった!」は?どういうこと

日本人同士で
A「昨日、映画見てきたんだ。」
B「そうなんだ。で、どうだった?」
という会話がある。

けっこう、特に問題なく次に進む。
A「うん、すごく良かったよ。」
B「え~、いいね。私も見たいと思っていたんだ。」
と続いていく。

ここで、
B「なにが(どこが)良かったの?」
と聞くと、
Aは何と答えるでしょう。

・迫力満点で主人公がかっこよかった。
・音楽が最高。場面とリンクしていたよ。
・全部。
・どこって…。そうね…。
・最後のどんでん返し最高よ。もう一回見直したいくらい。

などと出てくる。

Bの言い方が強い口調で言った場合と優しい口調で言った場合でも
Aの答え方に差が出ると思う。
Bが強い口調で言った場合、Aはなんか意地悪な質問と思うかもしれない。

どこが、何がと聞かれてから、考えることのほうが多い。
突っ込まれて聞かれると話せなくなる人もいる。

しかし、「良かった」の一言で終わってしまうと
その後の記憶にも残りにくい。
相手に話さなくても、自分ではこんなところに感動した。感銘を受けた。
という感想を詳しく言う練習をしておくといい。
映画に限らず、セミナーや会議、イベントでも。

対外国人を相手にするようになると、この突っ込みが多くなる。
でも、それは詳しく知りたいからである。興味があるから突っ込んで聞く。自分の視点と相手の視点の違いも知りたいと思う。

つまり、興味がなければ、「良かったよ。」「そうなんだ。」で
会話が終わり、別の話題に移っていく。

それで、どうして、どこが…と聞かれることに慣れ、
自分の頭もフル回転させる(笑)
子どもとの会話はこれがあるよね。「うるさい」「しつこい」と言わず
一緒に謎の解明に取り組もう(^^)/
脳の活性化、若返り、瞬発力にも効果があると私は思う(*^-^*)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?