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心奪われた人は

こんばんは。ぴゅんです。
5年付き合った人に振られ、
20代のすべてを費やしていたといっても
過言ではなかった相手を失った喪失感は
半端なく、そりゃ半端なくでして
一時は飲み込まれかけました。

時間が流れて、
生きることが苦ではなくなってきた。
相も変わらずだるいけど。

そんな中、気になる人が出来た。
何が気になるのか言語化ができない。
ただ、その人を目が追ってしまう。
会話が耳に入ってしまう。
後ろ姿を見ていたくなる。

何も知らないのに、
あっという間に心奪われた。
失恋しても、気持ちは死なないと
身をもって理解できたことが
たまらなく嬉しかった。
自分の中でどんどん気持ちが大きくなって
少しでも 仲良くなりたいと思った。

そんな中、相手から接触してくれた。

私はあほでちょろいから、
相手も私に好意があるんだと思っていたし
連絡くれたり、飲みに誘われたりして
なんて順調なんだろうとうっとりした。
相手には恋人がいることも露知らず。

その恋人は私の友達だった。
名前を聞いた瞬間 自分のアホさ加減に引いた。

だって私、
夏からずっと脳内お花畑だった。
相手のことを何も知らないからこそ、
自分の都合の良いように考えて
楽しんでいただけだった。
言わば疑似恋愛。私だけの世界。

それでも相手から来た連絡は
スクショして何度も読み返してしまったし、
連絡を返す時間の感覚も意識してしまったし、
目が合うたびにドキドキして
夜は連絡が来るかもしれないから少し夜更かしして
私なりに、気持ちがあった。
大事にしたいと思ってた。楽しかった。
前に進めると思った。

彼女がいる、それも私の友達で、
知らずにいた時の自分は
相手にとって最低で邪魔な人
気づかない内に他人を傷つけ
不愉快にさせることの恐ろしさ
そして、
気づいても辞められないかもしれないと感じた
自分の傲慢さは、もう手に負えなかった。

なんかもう、どうでもよくなってしまった。

だって、私だってどうしようもなかった。
恋人がいるなら、大好きなら、
初めからかかわらないで欲しかった。
感情の渦に飲まれて、
自分の醜さが露呈して
そんな自分と対峙することが怖かった。

でも、今回のことで気づいたことは
己の道は己で切り拓く他無し。ということ。
相手ありきの気持ちの高ぶりで現実を見失わないで。

私を満たすことができるのは私だけ。
人生の最終責任者は私。舵取りも私がする。

「彼女がいるくせに、
どうして私に近づいてきたの?」なんて
月並みな感想で終わらせると勿体ない。
考えて、考えて、考え切って
自分の肥やしにしていく。絶対に。

とりあえず、やっぱり私は
まだまだ見る目がなかったです。
そんな私もいとおしいです。あほだねって
当分おいしいもの食べて元気出そう。


ここまで読んでくれた方ダイスキです!♡
また次もつらつら~と書きますよん。
ばいびー。


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