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平凡恐怖症

「成功者にならなければ」
という強迫観念に苛まれてきた人生だった。

結果的に成功者どころか手に職をつけることすら出来なくなっているが(笑)

才能があるから、という理由で続けるのはどんな事でも苦しいし、結果が伴わないと絶望する。

今まで取り組もうと思ったものは総じて特別になる為に取り組むものだった。
だからどこか焦りがあったし、他人と比較して嫉妬したり、無性に腹が立ったりした。
今考えれば若かった。しかし健全ではなかった。いわゆる中二病だろう。自分を鞭で叩き続けるような中二病だ。

よくよく考えてみると僕は少数派の要素をいくつか持っているので、特別な存在ではある。評価はされないが。

しかし評価されると分かってやるものに価値は無い

そして結構な確率で後悔すると思う。自分の場合はそうだった。

たいてい黒歴史になる。

noteも人様に見せるために書いているため承認欲求からの行動だ。黒歴史になるかもしれない。

SNSでの《いいね》数を気にしていた時期があったが、今振り返るとなんの価値も無いし、今その時にタイムスリップしても、当時ほど狂ったように気にして投稿しまくるということは無い。

世の中の風潮的に早期リタイアを目指すFIREというような言葉も出てきた。高度経済成長期から続いてきた労働第一の価値観からシフトしているように思う。

平凡恐怖といって
「他人と同じは嫌だ」
「自分だけは特別でありたい」
という願望がある人がいる。僕もガッツリそうだった。
そういう人は理想が高いので頑張るが、頑張るのはやめた方がいい。
まあ僕は確かに悪い意味で特別だったが(軽度知的障害は下位2%なので)。

 《頑張る》というのは超自我に支配されて苦しい状態だ。周囲の人間やテレビの情報、ネットの書き込みに左右されないように。一度全て白紙にした状態で自由な思考をされることが大事だ。

キーワードは
「それ本当に必要?」
通勤、残業、勉強、タワマン、ブランド品、積み立てNISA、株、麻雀。

平凡恐怖という強迫意識から頑張っているのであれば、対処法として、いっそ自分も周りと同じで良いと思えるように努力する。
逆に周りを気にして過度に同化しようとしている場合は外れる必要がある。

頑張り自体は止めなくてもいいが、方向性と苦しみに気をつけるのが大事。自己分析を怠らない。

自分なんか平凡だと思えば期待しないので、人生が減点方式にならない。


参考サイト


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