芸能界と世間の分断
芸能界の話題って、テレビに造られたものだと思う。
錦鯉という漫才コンビがM-1グランプリで優勝した時、僕の周りから錦鯉が「面白い」とか「すごい」といった評価は聞かなかった。
知名度はあったのだけど…。
テレビの評価と世間の評価に温度差がある。
ポジティブな話題はもちろん、ネガティブな話題もそう。
ひと昔前では、アンジャッシュ渡部建不倫がそうだった。
松本人志の性加害騒動でワイドショーはもちきりだ。
しかし、僕の周りでそれを気にしている人はいないと思う。自分には関係ないからということが大きいかもしれない。
だけどそれを言ったらワイドショーのコメンテーターや、報道番組の制作者も関係ないだろう。
いまでこそジャニー喜多川の愚行はテレビ業界でも話題になっている。僕の家族でも噂になるほど知名度があった。
僕の地域田舎なんだけど、そこにまで響き渡ってるんだから、芸能界に広まってないわけがない。
世間に響き渡ったきっかけは文春。過去に文春が文春砲を食らわせたが、波紋は全く広がらなかった。
ヒトコワ話で、ピー音が頻繁に入っていて全容がよく分からなかったが、芸能人の不祥事が、政治家の不祥事の生贄にされていたような話をしている。
世の中印象操作合戦なのだろう。
戦時中のプロパガンダと同じ。
これまではSNSの《メディアの隠蔽》といった発言を、いわゆる陰謀論だとして鼻で笑っていたが、こういう事態の片鱗を目撃すると、それが眉唾ものではないんじゃないかと感じる。
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