公正世界仮説
「努力は必ず報われる」
「悪いことをすると罰が当たる」
一度はこんな言葉を聞いたことがあるだろう。
しかしこれは偏見なのだ。
公正世界信念
結果には因果がある…。
因果応報とほぼ同義だ。
損をしたり不幸になっている人はそれだけの《悪いこと》をしているのでは?という目で見てしまう。
逆に、得をしている人や成果を出している人、良い思いをしている人はそれだけの努力や善行をしていると考えがちだ。
大前提として、世界は公正ではない
聖人君子が殺人事件の被害者になることはザラだし、反対に人を虐げ蹴落とす、ずる賢いゲス人間が1人抜けして幸せになる…なんていうのもよくある話だ。
正しくは無いが、秩序を保つという点において効果がある。
この信仰と言ってもいいほどの思い込みが無いと、人は結果のために手段を選ばなくなる。そして善行にもこだわらなくなるだろう。
倫理観がぶっ壊れるのだ
しかし!ありすぎても今度は「努力不足」「自己責任」
などと、不幸な被害者に鞭打つことになるので、バランスが大事だ。
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