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限界効用逓減の法則

吉野家の親子丼を久しぶりに食べた。
多分1年ぶりかな?

「あれ……こんなんだっけ」
思ったより美味しくない。
いや不味くはないのよ。

サムライマックのダブル肉厚ビーフを食べた。
世界一美味い食い物だと思っていた。初めて食べた時はマジで脳汁が出た。 

しかし食べる回数に反比例して脳汁量が減っていった。

これ、名前があるらしい。

限界効用逓減げんかいこうようていげんの法則


たとえば、コーヒを飲む時、1杯目の効用を100満足とすると、2杯目は70満足、3杯目は10満足…というように、限界効用は減っていきます。コーヒーを3杯飲んだ時の全効用は、300満足ではなく、180満足です。

引用:金融大学


金融大学より


食べ物以外でもこの法則は当てはまりそうだ。

娯楽や評価、時間、そして快楽行為だ。

 
プレステ5が出た当時、めちゃくちゃ映像綺麗だ!となって感動した。
しかし映像美には慣れた。
段々とそれが当たり前になっていった。
スマホもそうで、最初はありがたかったが、そのうちあるのが当たり前になっていった。

学生時代、ゲームの時間が制限されていた。楽しかった。

社会人になってからやり放題だが、没頭はできなくなっている。

創作物は3人読者がいれば良いと思っていた。しかし10人いても満足できなくなった。

自慰行為で初めて射精した時は気持ちよすぎて昇天した。
 以後その経験は無い。作業と化した。

ニートになってから自由時間の有難みもなくなったし。

当てはまることは多い。

豪華なタワマンに住んだ1日目は、景色を楽しめる。しかし1週間くらいで景色には飽きる。常に目に入るからだ。

トゥルースリーパーを使った1日目はとっても快適でもそれが当たり前になると快楽、贅沢さなど感じない。

夢が叶っても満足出来なくなるのはこの心理法則があるからだろう。
 オンラインゲームのランキングとかもそうだ。
トップ100入りしても、その名誉に慣れて今度はトップ10を目指したくなる。

モノの価値というのは、そのモノをあまり持っていないときには大きく感じ、すでにたくさん持っているときにはそれほど大きくは感じないものなのだ。

引用:プレジデントオンライン


空腹と満腹では「ご馳走」の味は変わる

引用:プレジデントオンライン


同じ1万円の募金でも、貯金5000億の人間と貯金10万の人間では重みと偉さが違う。
でも1万円で買える物は変わらない。

欲はいっぺんにではなく程々に満たそう。
ちょっと足りないくらいをキープするのがちょうどいい。



引用、参考サイト


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