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【感想】ホームアローン【ネタバレ有】

久々に映画感想。
はるか昔に見たっきりのホームアローンを改めて鑑賞しました。

子供向けのコメディ映画ですがシンプルに面白いですね。
いかにもな、アメリカのクリスマス風景が素敵で憧れちゃいます。
大きなツリーに電飾だらけの家、暖炉に飾られた靴下、玄関ドアには豪華なリーフ。
こんなの、やろうと思ったら大変だよ~、でも素敵。
私も子供の頃はそこそこの大きさのツリー出してもらってたなぁ。今見たらすごい小さいんだろうけど、くたびれた綿を一生懸命乗せてた記憶が蘇りました。
ケーキ、チキン、クリスマスプレゼント、ああ、クリスマスって楽しかったよねぇ~。

ところが末っ子ケビンはそうじゃなくって、大家族の中でちょっと嫌われ者ポジションになっちゃってる可哀想な8歳。こんな人が多い家はうんざりだ、将来一人で暮らすと喚き散らす。
大きな家で賑やかなクリスマス、誰もが憧れるってワケじゃないんですね。
で、家族みんなで行く予定だったフランス旅行に置いて行かれてしまいます!
この流れが自然で、確かにこんな不運が重なったらこんな事になってしまうかも知れないなと思わせられました。
長期旅行に末っ子を忘れて来ちゃうなんて、結果だけ聞いたらあり得ないんだけど、コメディでありながらもちゃんとそこに納得する理由があって、忘れてしまった家族が悪者にならない様になってます。
悪人の筈の泥棒二人組も可哀想な目に合いまくるので全然憎たらしくありません。
一番憎たらしい感じの長男バズも部屋をめちゃくちゃにされるので可哀想なのです。
こーゆーの、たぶんヘイト管理って言うんですがそれが素晴らしい。憎悪が誰に集まるかって奴ですね。
更には生意気で決して良い子とは言えないケビンのキャラのお陰で、可哀想! あり得ない! なんて感情は湧いて来ず、なんならケビンにヘイトが集まりそうなところを、時々見せる可愛らしさ、子供らしさで修正してきます。
サンタの格好のお兄さんに「僕はあなたが偽者だと知っている。もう8歳だからね」と言ってからの「本物のサンタに雇われてるんでしょ? プレゼントは要らないから家族を返してって伝えて」ってシーンは、生意気さと子供らしさがいい塩梅に混ざってて良きでした。

欲を言えば、あのシャベルのお爺さんのエピソードもうちょっと見たかったなぁ~。まぁでも子供向けコメディ映画だし要らないよねぇ~。でも個人的にはちょっと見たかったぁ~。

明後日は金ローでパート2やるよ!
観よう♪


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