見出し画像

「衝動と生きて。」(詩)

貴方の全てを喰らい尽くす。


いいとこ全部食べて

成長期。


気に入った悪いとこ

つい移る。


滅茶苦茶な常識ハズレ

理解を求めない餓鬼っぷり。


泣き腫らした顔が

清々しい。


貪欲な衝動。


所謂「エス」は

身を焦がすほどだ。


畢竟高等理想主義。


理想は遥か彼方。


揺れ動く身体と想い。


何処へ向かうでもないが、

僕は進む。


運命と少しの狂気と

後、理性に身を委ね。


飼い慣らす衝動は

貫く覚悟と力になって。


最高で最低な

現状を切り裂く。


痛々しい身体と心。


線路を飛び越えて

道無き道へ。


感性とスピードの差は響く。


アイスキャンディーを噛み砕く。


青いアウトサイダーが

不気味に見えるだろう。


ノンフィクションに痛め付けられ、

フィクションに救われる僕に。


心の中で自分を

整理して。


辛さを代償に

楽しさで笑って。


足掻く目的は

「生き残りたい」だけなんで。


せめて、

鮮やかに言葉で欺いて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?