「愛して。」(詩)
大切な人がいた。
大切な場所があった。
そこには大切な想いがあった。
大切な人がいる。
大切な場所がある。
そこには、やっぱり大切な想いがある。
失いたくはないけど。
守りたいけれど。
時には、自分の力なんて関係なく
手からすり抜けて、失うことがある。
時の流れが、別れを呼ぶ。
きっと、自分は弱いから。
身体が枯れる程、泣いてしまうだろう。
でも。
それは終わりじゃない。
喪失を繰り返していけば、
やがて生きる糧になる。
成長の糧になる。
僕らは愛を求めている。
自分を証明して、認めてくれる誰か。
そばにいてくれるだけで、
安心できるような人を。
愛が欲しくて、誰かを愛する。
愛が欲しくて、必死に息をする。
それも。
やっぱり、エゴでしかなくて。
立ち向かう眩しい虚無。
生きてる意味なんてないかもしれない。
それでも、生きててよかったと思えるように。
誰かに、愛して貰えるように。
これからも、僕は生きるだろう。
多分。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?