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「つみかさねて」(詩)

季節は移ろう。


春、夏、秋、冬。


変わる景色。


何気ない日常。


その中で。


多くの事を学んでいく。


間違いも、成功も。


積み重ねている。


初めは酷く小さくても。


きっかけさえあれば。


私達は変われる。


変われるのだ。


ふと、私は不思議に思う。


ここまで生きてきたのは何故だろう。


私は、

どうしてここまで頑張れるのだろう。


頭の中で。


何度も。


何度も、問い続ける。


偶然にも。


私は、今を生きていた。


今後の展望はひたすらに曖昧だ。


頑張ったところで、

何も意味なんてないかもしれない。


届かないかもしれない。


けれど、考え続けて。


一つ。


たった一つ

思い出したことがあった。


そうだ。


何を犠牲にしたとしても。


過去に苦しんだ

昔の自分だけは助けたいと。


いつの日か、

そう思ったからだった。


もう何度目かも分からない

覚悟を決める。


例え、何が起きても。


どれだけの罪を重ねても。


「そういうもの」だと

自分を正当化して。


私の時は進んでいく。


片付かない部屋。


ただ寝転がる深夜0時。


考える時間はやめにして。


動き出すために、目を閉じた。

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