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「夢の価値を。」(詩)

それは黄金のような。


価値のわからない透明のような。


空想なふわふわ

はっきりとはしない。


でも、多分

何よりも尊ぶべきこと。


いつかの日に芽生えた一輪の花が開く。


「信じる限り、何処までも行ける。」


目の前の一瞬全てを全霊で貫く限り、

いつかは希望に変わる。


どん底の暗闇から

一歩這い出すことも。


いつか、実を結ぶ希望にも恐れず。


どれだけ険しい道のりだって、

越えてみせる。


遠くて儚い、深き想い。


ウユニ塩湖みたいな

硝子の風景をひたすらに走る。


過去を越える為に。

今を救う為に。


未来で鮮やかに微笑む為に。


鉛より重い意志で、

光よりも速く時を越えてみせる。


全てを捧げてでも。


誰かの声を振り切ったとしても。


……その結果、何よりも傷付いても。


人生にすがる意志と希望。


ハートのロケットが空を飛ぶ。


星をも砕く爆発を聞け。


あまねく心に

ただ、全てを託して。


誰かの心に刻む、火種となって………

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