ガールズバンドクライ 8話 もしも君が泣くならば

冒頭まさかの2D演出。桃香の過去の回想で高校中退を決める時のシーン。
事務所の人に東京に出てきたら売れる、ガールズバンドの革命だと言われて退路を断つ決意をするわけだよね。

他のメンバーは別に辞めなくてもよくない？って言ったけど逃げ道が多いと逃げたくなるからダメなんだよと…本気なら断つべきだと。
桃香は本当に成功することを疑ってないからこその笑顔だよね。

そんな過去があるからこそ退路を断つって、ましてステージ上で言った仁菜に対して怒ってしまうわけだけど仁菜は言うこと聞かないから。
逃げるんですか？って反抗しちゃうんだよね。

人間って図星をつかれるのが一番ムカつくからねー。
桃香も殴りかかろうとするわけだけどその時の仁菜の殴ればいいですよ、慣れてるんで、そしたら桃香さんを軽蔑できますって怯まない。
殴られるの慣れてるって相当、学校での闇を感じるよね。

でも仁菜の言う事も確かに正論なんだよな。
自分の曲は通用しないって思ってたら何があっても辞めて旭川に帰ってたと思うんすよ、退路断つぐらいの行動力あるから。

どこかで通用するとかさせたいって思ってると思うんだよ。
だからプロ目指すわけでもないのに路上でふらふらと歌っては帰るみたいなことをズルズルとやってたわけでしょ。
そこに自分の歌で救われた子が現れたのがキッカケになった。

なのに失敗した経験や元メンバーに対する負い目とかで怖気づいて前に進めないというか…魂は音楽を求めてるのに心が拒絶してるというか。
それにしても居酒屋に続きサービスエリアでも喧嘩とは…出禁になるぞ笑

なんで仁菜を止めなかったのか聞く桃香にすばるはフェスの審査も通過したしSNSでもどっかのボーカルが仁菜の歌声が良いって呟いてバズってるしルパにもレーベルから声もかかってると。

無謀な夢でもない状態になってるんだって教えるわけだよね。
知名度ある桃香もルパ智がいるとは言えこの短期間でしょ。
それやっぱり才能の塊だと思うよ。

仁菜「フリーダム～フリーダム～」
西川兄貴のガンダムSEED FREEDOMの主題歌を歌いだしたかと思った笑
井芹仁菜のFREEDMカバー聴いてみたいな。

仕送りも要らない、これから一人で生きるわって通帳まで親に送って退路断つのロックすぎやしないか。名義はお前のなんだから持っとけよっていう。
でも大学行くって言って貰ってるわけだから予備校辞めるのに貰ったらそれはズルだって思っちゃうんだろうな。難儀な性格だよ。

因みにこれ品名に紙類って書いてるでしょ。
馬鹿正直に通帳って書いてたら笑ってたけどしっかりしてるわ。

仁菜、お前ちゃんとバイトできたんだな…。
でもルパがクレームつけられてる時にキレて行こうとしてたからやっぱ普通の仕事に向いてねぇわ、うん。

それにしてもクレーマーは酷いね。
俺も昔バイトで接客業やってた時に客にキレられて物投げられた事ある。
頭下げても収まらなくてコッチも段々イラついてきて一触即発になりかかった時に裏から見計らったかのように店長すっ飛んできたね。

どんな仕事も大変だからストレスは溜まるものだけど言い返せない立場の奴に八つ当たりするのは違うよね。

私にもロックは必要ということです、在庫見て来ますねって言った時の在庫って言う時に両手握りしめてるの見て普段温厚なルパも人間なんだなって。
そりゃ内心イラつくわな。
仁菜ならライト振り回してクビになってるまである。

故意に傷つけるつもりじゃなかったということでいいですね。
反省文を書いてお互い握手して終わりましょうって言う校長ヤバない？
小学校の教師みてえなこといいやがって。
握手で仲直りしようは小学生のちょっとした喧嘩なんよ。

仁菜をダイダスのライブに連れて行く桃香。
そこでプロになるってことはこういう事だぞと。
売れる為にやりたくない事やらされて何が売れるか模索して生きていかなきゃいけないんだ。だから今のダイダスは正しいんだと。

最初は誰も聞く耳なんて持たなかった、自分たちの音楽やるんだって。
でもそれじゃ売れなくて路線変えられて拒否すれば続けられない世界。
それを経験してるから仁菜にそんな思いはさせたくないと。

仁菜は売れたいとかチヤホヤされたいとかじゃなくただ好きな歌を歌ってた…それがあの頃の自分に重なったんだなぁ…。
だから横で聴いてみたくなった、でもプロになると言い始めた。
だから現実見ろよってわけだけどさ。

おためごかしですわね。
ただビビってるだけだろっていうね。

ついに手が出ちゃったなー。
私をあなたの思い出の中に閉じ込めないでください！って。
自分を救ってくれた人でも間違ったことしてたらビンタですよ。
手を振りほどくだけでは終わらない、それが井芹仁菜スタイル。

まさかあの放送室ジャックがこの流れでやったことだったとは…。
それだけ桃香の歌が救いになってたわけだけど、行動力凄いよね。
握手で仲直りしようねに納得できなくて飛び出すのは分かるけど放送室ジャックは普通できないと思うんすよね。

ここからの仁菜の心の叫びが良かったねー。
あなたの歌で生きようと思えた、飛べた人間がいるんだって。
あなたと歌う事を幸せに感じ、掛けようと思っている人間がいるんですと…あなたが守るべきは思い出の中の自分じゃなくそういう風に歌を届けることだろと…だからバンド始めたんじゃないんですかみたいなね。

そこに現れるダイダス。逃げる桃香。
命懸けで止める井芹仁菜。
僕は死にませえええんちゃうねん。危ないってホンマに。
ロックすぎるんだよな…行動が。

どうなることかと思ったけどダイダスの三人いいな。
桃香に私たち間違ってないって言ってみせるから、上に行ってみせるから、それまで生き残ってやるからって。

それに対して仁菜が私たちも負けませんから、間違ってないって言ってやるからってハッキリと宣戦布告するの熱すぎでしょ。
桃香もそれで腹くくって宣戦布告するわけだけど良すぎ。

そして唐突にぶち込んでくる仁菜の告白。
桃香さんが好きですって言ってなんだよそれって言葉に対して「決まってるじゃないですか、告白です」

ファー！って変な声でたわ笑
ここで空の箱が流してるのめっちゃエモいよなー。
いやー、丸く収まってよかったね。感動したよ。
やっぱガルクラおもしろいわ。