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ガールズバンドクライ10話 ワンダーフォーゲル


相変わらずのルパ女性人気ワロタw
でもほんとライブやった後とかにこんだけ一人に対して熱狂的なファンがついてキャキャー言われてるのって人気でてる証拠だと思うから事務所からスカウトが来るのも頷けるよね。

スカウトしに来た人がまさかのダイダスの時の桃香のファンとはな。
桃香のファンって仁菜といい厄介勢しかいないのか笑
でもその厄介のおかげで再びバンド組んでプロの世界に行ける状態にまでなってきてるんだからやっぱり桃香さんの歌は間違ってなんかないんだ!(厄介)

桃香が大手からこのままでは通用しない、時代に合ってないと言われたって言ってるけど大手から言われたらそりゃキツイよな。
リアルの世界でもそういうのよくあるんだろうね。
それでも貫いて人気になるような、なんというかUVERworldみたいな熱いバンドって最高にカッコイイよね。

フェスで爪痕残せば今の音楽性で売り込めるって事で爪痕残してそういうバンドになってくんだろうか。

新曲の歌詞を仁菜に書いてくれって言う桃香のセリフ良いよね。
「見てみたいんだ。あたしの歌が書いた、あたしの歌を」
2人だけで伝わってる感がエモい。

2話でも仁菜にそれはあたしが忘れていた、あたしが大好きでずっと抱きしめていたいあたしの歌なんだって言ってるし8話でも過去の自分と重なってたって言ってるからね。

仁菜の両親襲来。そりゃ上京した娘から通帳とか要らない、一人で生きてくわみたいな手紙と通帳送られてきたら流石に心配するよな。
それでも会いたくない仁菜は逃げるわけだけど皆に論されて熊本に帰省。

そこで軽くルパの過去にも話が触れるけど響いたね。
思っているより時間やキッカケはないものですよって台詞。
全くその通りなんだけど後でしようとかいつかしようって後回しにしちゃいがちなんだよなぁ…ゲームやる時間あれば、それ買う金があるならもっと会ったりプレゼントあげたりできるのにできない…みたいな。

嫌なことじゃないのにできない奴と比べて嫌なのにちゃんと向き合おうと行動できる仁菜は凄い、偉いよマジで。

親父タバコ吸いすぎで草。
まあでもストレス溜まってると吸いたくなるし止まらないの分かる。
1~2時間、話とかしてたら気づいたら一箱吸ってたとかね。
連続で吸ってると別にニコチンが効くみたいな感覚もないんだけどね。

しかし親父、言い方がよろしくないな。
大人の庇護のもと管理下にあるとかさ。
怒鳴り散らすタイプじゃないのはいいけど冷たい印象あるし。
どう接したらいいか分からない不器用な男なだけではあるんだけど仁菜からしたら一番助けて欲しい存在に助けて貰えなかったからね。

クソみたい理論で丸め込めようとすんなよって。
なんで私のこと聞いてくれないんだってなるよね。


今更、学校なんて行きたくねえよなぁ…。
謝罪文なんて今更だし、なにより当時はいじめと認識してなかったみたいな言い訳する校長の相変わらずのクズさよ。

まぁ仁菜がプロになって人気になれば学校でどう過ごしたかとか学校の対応も誰かしらがSNSで暴露するに決まってるからその時に大炎上すれば良いと思うわ。

そして謝罪文に親父もそれで終わりですかってちょっと反論して仁菜は被害者だって言うけどそれも仁菜にとっては今更なんだよな。
助けて欲しかった時に無かった事にして学校に貸しを作って推薦とろうとしたその傷は消えないんだよ。

不器用な親父なりの誠意なのかもしれんけど遅すぎたね。
そんなんじゃなくゴメンの一言の方がまだ欲しいよな。

空の箱はほんと仁菜を救ったんだなって。
我慢することが頭のいい人間だって自分を殺そうとしていた仁菜に間違ってないなら我慢なんてするな思いっきり飛べって背中を押されたと。
それが奈落の底に落ちてるのか大空に向かって飛んだ瞬間なのかは分からないけど確かに飛んだ、だから帰る場所もないし戻りたいとも思わないと。

先がどうなるかは分からない中で今の自分を自信もって好きだって、これが本当の自分だって言えるのは凄い。それが一番大事だから。
その単純なことができない人間は意外と多いからね。
俺も胸張って言えないから。

そんな仁菜の想いをしっかり受け止めて川崎に戻る事を止めない姉。
お姉ちゃんから聞かされるあんな父親だけど心配してたんだよって、仁菜は皆から愛されてるんだよみたいな話から「ありがとう、生きててくれて。私も愛してるよ、仁菜」はズルいって、泣くって。

まだ17歳だからね、ホントなら家にいて家族と過ごす時間ってまだあったわけだよね。
お姉ちゃんからしたら寂しい気持ちもあるだろうし、でもどこで何してようと生きてるだけで良いんだって今の仁菜の味方というか。

仁菜って間違ってないからって家出てるから今の仁菜の生き方ってのを否定せずにその言葉に込めてる感じが良いね。

それにいじめられて死ぬ子もいるからね。
学校も家族も絶対に対応間違えちゃいけない問題なんすよ。
それを間違えてしまったわけで仁菜がこうしてるのって桃香の歌のおかげなわけで奇跡みたいなもんだと思う。

仁菜が上京して家にいない状況って嫌でも自分たちの間違いとか、もしそうなっていたらを考えちゃうよな…どうするのが良かったのかなんて考えなくても分かりそうなもんだけど不器用な奴にはできない。
そら親父のタバコも多くなるさ。

親父が空の箱を聴いてる…だと…。
良い曲だなって言ってるの良いねー。
仁菜に対してゴメンとか言ってないんだけど今の仁菜からしたらこの言葉の方が良いのかもしれないね。自分を救ってくれた歌であり、これから人生を賭けようとしてる音楽だからこそ。

仁菜がタバコ少しは減らしてねって言えてるしな。
親父、先ずは電子タバコに変えるところからしよう笑

親父「行ってらっしゃい」
言えたじゃねぇか…。
たぶん最初、仁菜が上京した時って何も言ってないと思うんだよね。
マンションの手配とかそういうところだけして見送りも母親とお姉ちゃんだけとか、もしくは見送りはしたけど無言か。

仁菜も行ってきますって言ってないか、言ったけど今よりは荒れた言い方と思うんだよね…だから帰省して向き合って、完全ではないにしろ愛されてたことを知ったからこそ行ってきます!って良い顔で言えたんだと思う。

最初、上京する時の好きにすればいいみたいな言葉って仁菜を味方して言ってる言葉ではないから今回の行ってらっしゃいは嬉しいよね。

だって最初は帰る気もないし、決別しようとしてたでしょ。
そんな仁菜が親父に私が作った歌を聴きに来てねって言ったりバイバイまたねって思えるようになったのは凄い成長だよね。

1話冒頭と同じ構図なのに全然違うよね。
最初は熊本に居場所がないし、でもなんか負けたくないみたいな。
やりたいことはないけどその漠然とした想いで来てる。
でも今回の熊本から川崎はやりたい事を見つけてるから顔が違うよね。

1話の電車での表情
10話での電車での表情

この表情の差が仁菜の成長を感じるなって思う。

そして新曲「空白とクライシス」が楽しみすぎる。
数話分ライブシーンなかったからフル尺で見たいよね。

嘘みたいな馬鹿みたいなどうしようもない僕らの街、川崎に戻って来た時に「帰って来た~」って言う仁菜が良いね。
ここがちゃんと居場所になってんだなって。
そして空の箱を鼻歌で歌う仁菜に声をかける桃香ね。
1話と逆になってるのエモすぎる。

カッコつけてるのにあと1日戻ってくるの遅れてたら熊本まで車で連れ戻しに行こうとしてたのバラされる桃香に草。

仁菜「ただいま!」
皆「おかえり!」

いやー、いい最終回だった…と言いたくなる回だったな。
残り3話だっけか。1期で終わるのかこれ?
1期でフェスからの事務所所属までで2期でプロになってから武道館までの話で良いんじゃないですかね。

ミネさん!と…1話のバンドマンのお姉さんじゃないか!
フェスの話っぽいし、どう絡むのかも楽しみだ。

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