転職面接|効果的なアピール法とは
「面接ではこれを話したいし、あれもぜひ伝えたい。何を話すのがいいんでしょう?」と相談されることがあります。
それだけ頑張ったことがあるのは素晴らしいことです!
そのうえで、気をつけないといけないのは、
あなたが伝えたいと思っていることは、企業担当者が聞きたいことなのか。
これを考えてほしいです。
あれもこれもと話が長くなってしまうと、相手のことを考えず自分中心で話す人だと思われたり、「結局何が言いたいの??」と企業担当者を混乱させてしまうことにもなりかねません。
話したい気持ちは我慢して、企業担当者が聞きたいことに徹するのが一番です。
それでは、企業担当者が聞きたいことは何か。
それは、会社の求める人材像に合っているかです。
かみ砕いて言うと、
うちの会社の仕事ができそうか。
社員やお客様とうまくやっていけそうか。
長い目で見て、会社に貢献してくれそうか。
自分の経験や強みの中から、これらに合うもの(近いもの)を面接で話す。これが面接での効果的なアピール法です。
さらに、アピールすることは1つに絞っておくのが賢明です。
1つだけで大丈夫!?と不安になるかもしませんが、足りないくらいがちょうど良いです。
企業担当者が聞きたければ、「〇〇についてはどうですか?」「他にも何かありますか?」と質問されます。その時に、2つ目、3つ目を話せるよう準備しておけばOKです。
ちなみに、「求める人材像」は、求人票や企業HP「採用情報」に掲載されていることが多いです。
「働く社員の声」などが掲載されていれば、そこから仕事内容や求められるスキル・経験を考えることもできます。こういう企業研究の時間もぜひ作ってほしいです。
面接って、役者さんの役作りと同じだと思うのです。
役作りでは、歴史や背景をしっかり調べて、肉付けして人物像を作っていく。準備は多すぎるくらいするけど、演技は一瞬で終わり。準備したものをそぎ落としてアウトプットする。
採用面接で自分をアピールするのも、この作業と同じと言えばわかりやすいでしょうか。
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