
「転職回数が多い」「ブランクがある」気がかりなことはアウトプットする
「転職回数が多いから不利なんじゃないか」
「ブランクがあるので聞かれたらどうしよう」転職相談でよく出てくる言葉です。
確かに、企業にどう思われるか気になりますよね。
それじゃあ、実際どうだったの?と、会社を辞めた理由、ブランクになった理由、ブランクの間どんなことをしていたのか、話を聴かせてもらうと、なるほどそうだったのねと、納得することが多いです。
「仕事してみたら向いてないことがわかったから」
「残業が多く体調を崩したので少し休もうと思った」
「ブランクの間は前から考えていた資格の勉強をした」
「ブランクの間は貯金で何とかやりくりしていた」
よく聞く話を簡潔に書いてみましたが、実際はもっと詳しい話があります。なので、聞けば聞くほど、辞めるとよく決断したよね、ブランクの時期は自分なりに考えてやってたんだよねと、私は思います。
相談者の方も「これまで話したことなかった。話せてスッキリした」と言います。
つまるところ、企業にどう思われるか不安ばかりが募って、意外にも会社を辞めた理由、ブランクの理由は自分の中で整理していなかったというわけです。
頭の中で考えているだけではなかなか整理できないもの。口に出して話す、ノートに書き出してみると、そうだったと、あらためて自分で認識できます。
思いを巡らせて不安になるのはわかりますが、転職回数が減るわけでも、ブランクがなくなるわけでもない。
だったら、転職回数が多い過去、ブランクがある過去を受け入れる。
そして、応募書類や面接でそれをどう伝えるか。簡潔に話すには、前向きに伝えるにはと考えてみる。こちらに時間を費やしてはどうかなと。
不安な気持ちで立ち止まってしまい、現実的にどう対応するか、考えが及んでいない方もいるので、少しでも前に進むことができればと書いてみました。
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