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就活サポートの現場で多様性について考えた

3月エントリー開始から2週間。ドドドっと就活相談に訪れていた学生の波がちょっと落ち着いてきた感じ。(といってもまだまだいっぱい来るけど)

理系学生は引く手あまた。第一印象も良く、コミュニケーションが取れる、協調性がある、主体性がある。そんな学生はすでに内定1,2社持っていて、さらに第一志望目指して頑張っている。

文系学生も人手不足の小売やサービス業界は大量採用。内定を持っている学生に会社名を尋ねると、同じ会社名が続くことがある。

そんなに内定出すなら、誰でもいいんじゃないかと思ってしまうけど、その会社を落ちたという学生もいて。

落ちたという学生を見ていて思うのは、”普通”の枠から外れてしまったのかなぁと。

特性があって(私の勝手な見立てです)、考えや行動に偏りがある、コミュニケーションが取りづらい(他の人と同じ質問をしても聞きたい答えが返ってこない)と、敬遠されるというか、選考を進んでいくのが難しそう。

私からすると、例えば、クローズドクエスチョンで具体的に問いかけていくとコミュニケーションは取れるし、偏りをオタクみたいなものだと捉えて、興味を持って聞いていけば面白い。他の人にはできない会社への貢献ができるんじゃないかと思ったりもする。

ダイバーシティ、多様性を尊重すると言うけれど、これまで見てきた評価枠のままなら何も変わらない。枠を広げて、応募者一人ひとりを丁寧に見ていけば労働力の確保にもつながる。

本当の意味で多様性を尊重してくれる会社が増えるといいな。そんなことを思った今日この頃です。



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