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良い聴き手となるために

良い聴き手は、自分自身の未解決の心の痛みや葛藤が高い程度に解決され癒やされている。『一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本』より

最近、傾聴できてないなぁと思うことがあり、この本をあらためて読んで、やっぱりそこだよなぁ。自分だよな、と思う。

私は正直、人の話を聴く仕事には向いていないと思っていて、かなり意識しないとできない。

キャリアカウンセリングの場は、私が話を聴く人、相談者が話す人と役割を意識すれば傾聴できるけど、

そういう役割がない普段の会話で傾聴するのはほんとに難しい。

後から「あぁ、あのとき丁寧に話を聴いていれば、共感できていれば状況は違っていたかもしれない」と反省することもある。

普段の会話も、傾聴で互いの理解が進み、気持ち良い関係が構築できるのならそれがいい。


私は忙しくなると「期限までに終わらせなくちゃ」と、人の話を聴くより、仕事の処理を優先してしまうところがある。

私をそうさせてしまうのは、「仕事ができないと認めてもらえない。嫌われてしまうんじゃないか」という不安や恐れ。勝手な思い込み。

根本にあるのは「認められたい。嫌われたくない」という心の痛みだ。

子供の頃に親や先生に怒られ、「ちゃんとしないと認めてもらえない。嫌われてしまう」そんな経験をしたから。

「あのとき認めてほしかったんだよね。嫌われたくなかったんだよね」と過去の痛みに寄り添い、自分を癒す。

癒されると、心が楽になって余裕が生まれる。忙しい時でも落ち着いて話が聴けるようになる。


良い聴き手となるために、自分を癒す。これからもやっていこう。


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