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令和六年六月の回想

人付き合いや新しく始めた趣味もsnsも続かない人間が、先日長々微熱を入れて書いたnoteも漏れず飽き忘れていました。

昨今出会った人には
「インスタかラインやってる?」
なんてことを聞かれますが、無論LINEしかやっておらず初見の人の輝いている瞬間を垣間見て勝手に悲しくなるよりサシで知っていきたいじゃないですか。
単につまらない話、日常で個人的に共有したいものがあるわけでもないというのもありますが、人は見た目ほど幸せではないので。

さて本題ですが去月早々に在職1ヶ月で退職をしました。

退職理由は初日に感じた
「ああこれ合わないかも」
がエスカレートし気付いたら仕事のことばかり頭に増え、終いには自律神経からの動悸を自覚し、即日退職という手段にとっていました。

それなりの気合いを込めて始めた仕事を1ヶ月で辞めるなんて、何より私が驚いていて詰まるところこの仕事の何が「合わなかった」のか2つだけ挙げてみます。
詳しい内容については差し控えますが、上場企業のごく一般的な職業でした。

【理想とかけ離れていた】

要は思っていた業務と違っていた!ということですが、入社後のギャップってレベルによりかなり大きいのです。
特段やりたくて入社したわけでもなく、業種自体経験しておきたく興味本位で首突っ込んだ性分も良くなかったところもあり、今まで前者で楽しく仕事をこなしてきてしまったというのも大いにありますね(笑)
ただ在職1ヶ月にしろ、楽しかった思い出というものが皆無だと自分の中の当初の理想さえも見失ってしまいました。

【羨望】

退職にあたり一番大きな要因と思います。
今まで数社経験してきた中で業務の「やりがい」というものは会社により違いましたが、どうせならこの人になりたいと思える人がいると大きなモチベーションにも繋がっていました。
今回については業務自体にやりがいを見出せなったので、自ずと尊敬できる人も見つからず日々を消費していました。


「退職を決めたきっかけ」

他にも細かい訳は多々ありますが、何が怖かったかというとこのままだと心が壊れるなと薄々理解していることにも気づけず、思いがけず知人数人に状況を説明した際に助言をいただきました。

その中で一つ
「仕事を辞めたいなんて誰でもある。でも今回はそれとはちょっと違うんじゃない?」

私はこの言葉を一生忘れないんだろうなと思いながら聴きました。

今まで荒んだ人間関係もハラスメントも軽いブラックも経験してきて、「仕事」でメンタルにきてしまうことはないと自負していましたが、これがあったかと気付けたこと、この業務は選択肢から除外できることだけの収穫となりました。
同じような状況に立っている方がもしいれば無責任なことは書けませんが、きっと場所が合ってないから挫けてしまうのではないでしょうか。富士山山頂では水は五百円、カップヌードルは千円になるそうです。
退職という選択肢でなくとも、私の場合はもっと他の場所を考えることも大切だったかもしれません。


「終わりに」

退職当日、次の仕事であてがいくつかあったのでその中の一つに連絡を入れ、気付いたら函館へ車を走らせていました。
片道5時間弱で深夜2時頃函館山に着き、例の一葉が聞こえなかった場所から夜景を凍えながら絶望と不安と解放感に浸りながら観るのも数分で飽きたので車で1時間ほど睡眠を取りました。
写真に選んだのは翌朝7時半に訪ねた五稜郭ですが、5月にコナン映画全て見るほどハマっていたのでこのモチベーションの間に辿り着けて良かったです:)

さておき、上記の会社には契約面で解釈の不一致がありお断りさせていただき、現在は在宅の勤務となり時間が有り余ったので回想と致しました。

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