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セカンドライフ・アグリを楽しもう。

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人生100年時代にむけて、幸福なセカンドライフづくりを。企業を50代で早期退社して、農業に就くスタイルを『セカンドライフ・アグリ』と名付け、経営学と幸福学にもとづいた成功のための…
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2021年10月の記事一覧

こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア⑤「創意工夫」

こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア⑤「創意工夫」

創意工夫の幅を広げる「6次産業化」に注目!
 50代で会社を早期退社して、農業を通じて幸福なセカンドライフづくりに挑戦する『セカンドライフ・アグリ』。サラリーマン時代に培われた知見を活かして、創造性ある農業経営にトライしてはどうでしょうか。具体的には、多くの農家が今まで労力のほとんどを「生産」に注いで来たのに対して、「加工」や「販売」にも、創造と挑戦の幅を広げる『6次産業化』です。6次産業化とは、

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こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア④「生販一貫」

こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア④「生販一貫」

生産だけでなく、消費者への直接販売も考えよう。  
 セカンドライフ・アグリでは、生産だけでなく、ぜひ販売についても創造的な挑戦を試みてはどうかと思います。これまでの農業の一般的な流通経路では、農家は農協任せや卸売市場頼みになりがちで、消費者の顔が見えにくいという問題がありました。それでは、美味しい食の提供者としての実感や歓びを十分に得ることができません。また、農家には価格決定権がなく、多くの中間

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こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア③「経営視点」

こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア③「経営視点」

生産から経営へ。視点を広げよう。
 これまで農家は、いかに米や野菜の安定した品質と収量を上げるかといった“生産者”としての色合いが強かったと言えます。それに対して『セカンドライフ・アグリ』では、今までの人生経験・知見を活かして、“経営者”としてのビジョンをもって農業に取り組むべきだと考えています。
 農業は、多くを伝統と慣習、経験と勘に従って来ましたが、セカンドライフ・アグリでは、自分らしい経営理

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こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア②「生涯収支」

こうすれば越えられる、就農ハードル!クリア②「生涯収支」

急には稼げない&収益が安定しにくい農業だから。
 以前『就農には、見えないハードルがある』の回で、就農してから生計が立てられるようになるまで時間がかかることや、気候や相場の変動の影響が大きく収入が安定しづらいことなど、農業は収益面についてハードルが高いことをお伝えしました。今回は、そのハードルを越える期間をできるだけ長く、いっそ”生涯”としたらどうかというお話です。

ノルマ的なプレッシャーから解

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