26つ目のあじ(パープルキャット&パンプキンスイート) "ハロウィン"に混沌を巻き起こした店長の新札幌征服プラン
それなりの年数生きていると、いつの間にか世の中が沸き立つイベントが増えたなと感じる時があるものだ。
その代表とも言えるイベント『ハロウィン』。
未だに何をするイベントなのかが浸透しないため、世間ではただアニメのコスプレをして騒いだり軽トラを横倒しにしたりする連中が現れるわけでして。
話を戻す。
そんな感じであっても飲食業界にとっては意外と有用なイベントなわけでして。
カボチャと言う食材やおばけという比較的使いやすい要素、そして「くれなきゃイタズラしちゃうぞ」というお菓子業界にとって最高のワード。
もちろんこの流れにあのピロスというカラオケ屋が乗らないわけもなく。
10月上旬にハロウィンは準備早すぎでは?とお考えの方ご安心を。
私の地元には夏が終わった瞬間の9月上旬にハロウィン仕様へ切り替えるキッチンカーがいますんで。
飾りを変えて数日、ピロスもハロウィン向けメニューについて動き出す。
まずはパフェだ。
おばけをイメージしたモンブランを持ってきたのだ。
まあかなりのヒットだったそうな。
とは言えザンギについて書いてる以上俺としてはこれではまだネタにできないわけでして。
そう思っていたハロウィン目前のある日。
やっとザンギの話が。
まあパンプキンスイートは想像しやすい。
問題はパープルキャットだ。
なんと言うか、エロい下着についてそうな名前である。
言うまでもないが、猫が入ってるわけがないのでパープルの方から予測。
予想をしつつも週末までは他の人のレポートをまつことにするか。
と、思ってたんですよ。
どれだけ待ってもこのザンギ食べた系レポートが上がってこないでやんすよ。
なぜ上がらないかはすぐにわかりました。
「ははーん、みんなパフェ食ってるな。」
実際、おばけモンブランの人気が凄くてね。
みんなそっちに行ってたようで。
この日、北海道コンサドーレ札幌が無事に残留決定したこともあり、浮かれていたのもあったが、とりあえずピロスへ向かうことにした。
パープルキャット。
前述の通りパープルで想像すると確かにブドウしかないなとは思ってた。
だって、他の紫色の食材ってナスとか紫キャベツ。
あとはブドウかブルーベリーってくらいなので諸々を考えたらぶどう一択になるかなと。
これが思ってた以上に美味しかったのよね。
それだけで帰るわけにもいかなかったので、ちゃんとパンプキンスイートを持ち帰り購入し、移動。
新札幌ピロザンギへ。
そして暴挙に出た。
暴挙と言いつつですが、実は持ち帰り受け取った時点で白い皿しかなかった自宅で取るよりここで食べる方がいいなと思いました。(推奨できない手段ではあるが)
パンプキンスープでした。
そしてハロウィン当日、こんなツイートをした。
そしてハロウィン終了とともにこの味の販売は終わったのであった。
お化けパフェはもうちょっと続いたみたいだが。(続く)
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