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59つ目のあじ(パープルあんこスティーブ) 甘味を食べて思い出す、コンササポとして出た配信の記憶(中編)



前編からどうぞ

トップバッター、happystyle

18時。
予定通りにHeatUpHokkaidoの収録が始まった。
まずRuneさんがオープニング部分を収録。
そして一人ずつステージに上がり、Runeさんと話をする形式。
前編で書いた通りステージに上がるのは3人で、そのトップバッターとして俺がまず話すことに。
自分が話す分には何の不安もない。


で、話を無事に終えたんですよ。
実際の配信に合わせて解説をポストしていたので、それに付け加える形で俺の立ち振舞いについて言い訳をさせてくれ。

「はぴすた」ではなく「happystyle」と名乗ったのは完全に自分自身が余所行きの格好をするためでした。
『もしかしてはぴすたさんですか?』と即Runeさんにバレたのは喜んで良いのかどうなのか。
いずれにせよhappystyleの名前で押し通す事にしてもらった。
長い名前でラジオ的には良くは無かったかもしれないが。

広島戦についての率直な感想を話した。
・良い試合だった
・広島の守備陣が強すぎた
・最後の最後に相手GK大迫が立ちはだかった

「大迫ハンパない」のワードは試合中から思い浮かんだが、まあ100パーセントカットされてしまうと思い封印した。

今シーズン泣いたのは最終節の小野伸二引退セレモニーのみ。
そう、収録があった時点では泣いた記憶は無かったんだよ。
「今年は怒った記憶しかない」と言ったら、『じゃあそのお話を』とRuneさんが振ってきた。

数秒考えました。
「逆に放送できるギリギリのエピソードはどれだったか」を。

数秒考えた結果アウェー京都戦をチョイス。
他にもあったんですよ。
試合終了間際にボコボコ点取られたアウェー浦和戦とか、
簡単に点取られて退場者出して10人で守られてしまったホーム新潟戦とか、
残留争いを大きく左右させてしまったホーム湘南戦と柏戦とか。

その辺は折角happystyleとして武装した人格が、喋ってるうちに元のはぴすたへと変化しそうな気がしたので断念したんです。

断念した結果、
「まあ元々アウェー京都戦って相性良くねえな、と。」
慌てて言い直しました。
「相性良くないな、と。」ちゃんと言い直したんですが、言い直し含めてきっちり使われちゃいました。

ここではきっちり書こうと思います。
サポーターになったと言いきれるのは1998年にあったJ1参入決定戦に敗れJ2へ参入することになったあの瞬間。

そこから、あの魔の16年を越えて今に至るまでコンサドーレを応援してます。

改めて文章にして思いました。
カットだなって。

正直・・・回し者の疑いかかってるというのもあって言いづらかったんですよ。
ピロザンギ、のワードだけで本番終わってたと思います。
それ以上のことは喋ってないからですよ。
紳士happystyleとしてはクリケットとかアフタヌーンティーとか言った方が良かったかもしれない。
絶対ウソだってバレてたけどさ。

で、最終節に向けても「正直試合よりも小野伸二のセレモニーの方が大事。ただ相手にはまだ目指してるものがあるから簡単な試合にならない」等と話してました。

人員に余裕があれば俺は3人目で良かったと思ってます。
トップにしては落ち着きが過ぎた。

無事に責務を果たし、ゆっくり座り2人目以降の収録を楽しむ。

安心したり冷や汗かいたり

2人目の方はサポーターでありRuneさんのファンでもある女性の方でした。
ある意味このイベントにもっとも適したお方だったと思います。
落ち着き過ぎてたな一人目と違って明るく楽しく自由に話して場を盛り上げてました。


そして3人目ですよ。
どう見てもRuneさんファンでカラパ団の人。
前編で書いた通り、サッカーの話が出たこと無かったんですよ。
もちろん当日の試合は見てないという状況。

俺はもう察してました。
「絶対4年前のルヴァンカップ決勝の話をするはずだ」と。

そして、やはり今までの思い出を聞かれたときに、
やっぱりルヴァンカップの決勝ですねー。
単勝1.2倍くらいの本命予想が当たりましたよ。
この辺りでは俺は冷や汗かいてました。
出る気なら言ってくれればサポートしたってのに。

それでもなんとか3人目も終了。
配信でちゃんと3人全員のインタビューが使われてました。

で、3人が終わったあとにどうやら4人目の収録が行われる空気に。

背中に殺気が走った。

ピロスの社長ことピロザンギ団首領、キャプテンがザンギを手にしてステージに上がった。(続く)


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