緑と黄色むらさき閃輝暗点
ウォーキング中に閃輝暗点はじまった。
閃輝暗点が中学生だった頃、教科書の視点が合わなくておかしいと思っていたのも束の間、次の瞬間激しい嘔吐。
初めてこの症状が出てから、もう長い付き合いだ。
それでは、本題の閃輝暗点について書く。
始まりは、なんか視点が合わないな、見にくいなと思う程度。すぐ閃輝暗点かな嫌だなと思った。
メガネ屋での試着で度数がきつすぎた時みたいな気持ち悪さが目を瞑ってもついてくる。
せっかく予定を立てて外に出たのに、閃輝暗点だと思いたく無く、もう少し歩こうかと思ったが、ひどくなる前に家に帰ろうと思って的確な判断をした。
家に着くまで、前が見えづらいので車に轢かれないようにとにかく歩くことだけに集中した。
誰かがおんぶして家まで送ってくれたら楽だなとかを考えた。
家に着くなり、すぐに倒れ込んだ。
カラダがふわふわして生あくびが出た。
頭がふわふわする。
お腹すいた。
眠い。
いつ頭痛が始まってもいいように、布団に潜る。
トンカチで殴られるようなリズミカルな頭痛。
すぐトリプタンを飲む。
背中や胸が血管が縮まったことによる不快感がくる。いつものこと。
頭の血管だけに作用してくれればいいのに。
だが、頭はふわぁっとスッキリしてくる。
疾患ってどうにもできないとつくづく思う。
多少体調を整えることはできるけど、完全に頭痛を起こさない体になることは今のところわたしには難しい。
心が健康でいることが1番の薬だと体験して感じる。
外出中の閃輝暗点は、その場から帰宅するまでの時間が恐怖だ。
車に轢かれて死んじゃうかも知れない。
数百メートルが鬼のように長く感じるし、足は重くて頭の中と目がきもちわるい。
閃輝暗点が原因でなくなっちゃうこともあるなと思った。
閃輝暗点有りのみなさん、仲間です。
こればかりは自分で抑えることはできないので、責任を感じずに自分を許して労ることが必要だと思う。
わたしは、普段全く食べないチョコとポテトチップスを5キロ食べたい。
そんなことをゆるすのでいいと思う。
じぶんに大丈夫だよって言ってあげてね。
だいじょうぶ。
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