親を許そうという考え方

親からひどい仕打ちを受けた方で

他の心理カウンセリングを受けると

親も未熟だったのだから許そうとか

過去の出来事は水に流そうとか

そんな考え方があるようです

親もそのまた親にひどい仕打ちを受けたのだから

仕方がない

ここで許しましょうなんて考え方は

ただただ美化しているだけです

ひどい仕打ちをひどいと思ったまま

その感情はどこへ行くのでしょう？

行き場がなくなるだけですよね？

親を許そうだなんて

そんな考え方

傲慢ですよね

あなたが虐待を受けて

幼い頃命を失ってしまったのならまだしも

ここまで成長することができた

こうして大人になっているのに

親の仕打ちをいまだにひどいと思ってしまうのは

なぜなのだろうかと考えてみることから始めましょう

親を許そうだなんて

そんな傲慢な考え方

もしかしたらあなたも同じ穴の狢なのかもしれません

下手すると親と同じことを繰り返してしまいそうだから

そうなった時に

やはり親から受けたひどい仕打ちを忘れられないからと

親のせいにするために

貴方は親から受けた仕打ちを忘れないのです

仕方がないとか

親を許そうとか

過去の出来事だからとか

そんな考え方をしているようでは

まだあなたは恨みつらみを心に抱いたままです

同じことを繰り返す恐れがあるのです

本当に今すぐ止めたいのなら

自分を変えたいのなら

親への見方を変えましょう

今こそ変える時なのです

さぁあなたも

新しい世界の扉を開きましょう