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Netflix「followes」からフォロワーとは何かについて考えてみた。

みなさんこんにちは。

しょうへいです。

宣言解除がされて数日が経ちますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

1日だけリハビリも込めて会社に出社したのですが、いかんせん通勤って体力使うんだなぁと実感しておりました。

閑話休題。

今回のお話のテーマは「フォロワー」について、をお話しします。

フォロワーについてお話ししていく上で、Netflixの「followes」というオリジナル作品を通して読み解いていくことができればと思います。

みなさんはSNSで活動をしていく中で、フォロワーに対してどう考えていますか?

多くの人は数のカウントであったり、自分のファンという見方が多いかもしれません。ただもうちょっと深く知っていけたらと思ったので書かせていただきました。

今回は5つについてお話しをします。

・ドラマ「followers」についておさらいをする

・フォロワーとは何かを考えてみる

・今、SNSではフォロワーが消費されている

・フォロワーは指標であるが本質ではない

・フォロワーを作っていくことで出来るものは「自分の世界」である

それではいってみましょう!

1、まずは「followes」についておさらいする

followersは2020年に放送されたNetflixのオリジナルドラマです。

これは主人公の「なつめ」が売れない女優から売れっ子女優になる話です。

ほんの些細なきっかけでなつめは一気に売れっ子への階段を駆け上がります。そして同時に大きく転落します。

その中でなつめが本当にやりたかったことは何だったのかを考えて「周りからの見られ方」ではなく自分の人生を歩んでいく物語です。

同時に、その周りを形成する様々な登場人物たちの生き様や葛藤、成長についても丁寧に描かれているので、非常に社会性と作品性の高いドラマだと思います。

SNSという現代を象徴するプラットフォームの中で、世の中はその在り方を変えていきました。同時に多くの承認欲求や欲望が渦巻く世界でもあります。

時には事件も起きたりとその扱い方で人生を大きく変えてしまう人が実在するのも事実です。

そういう意味でその中の象徴でも「フォロワー」というものの本質について大きく考えさせられる作品となっており、学びも多かったので、次からドラマからひも解く「フォロワー」についてお話しできればと思います。

2、フォロワーとは何か?

フォロワーとは何でしょうか。シンプルな意味だけで捉えると、「自分に興味を持ってくれて、投稿をチェックするためにフォローしてくれる人」を指しますね。

ただ、その本質については大きく意味を変えてくるものだと考えます。それを要素に分解すると3つほどに分かれると思いました。下記に詳しくお話ししていきたいと思います。

・「フォロワー」とは情報を知ろうとしてくれる人

先述させていただいた通り、フォロワーとは自分の投稿に対して情報を知ろうとしてくれる人です。

魅力的な投稿、尖った意見、人間味のある投稿、それらを見て

「ちょっとウォッチしてみようかな」

「これからの投稿も追っていきたいな」

と思っている人であることに違いありません。これに限らずネットでもリアルでもフォロワーというものの側面として「その人の情報を知りたい」と思ってくれる人。

これがフォロワーではないでしょうか。

・「フォロワー」とは支えてくれる人

また、フォロワーとは知りたいというだけではなく、その人の活動や夢を支えてくれる人である、とも思います。

動向をウォッチしていく中で、その人の行動に惹かれたり、共感していくことで何かその人が困っていたちチャレンジしているときに、その人の背中を後押しする人たち、これもフォロワーではないでしょうか。

また、これはネットという世界に限らず、

大切な友人

会社の人

恋人

家族

これらの人も間違いなく自分を後押ししてくれるフォロワーであることに違いありません。

スマホの中にだけ目を向けず、通知画面だけに着目するのではなくて少しだけ視線を上に向けて、今目の前で向き合ってくれるフォロワーも大切にしなければいけませんね。

・「フォロワー」とは自分自身

そして何よりも自分の一番のフォロワーは自分自身である、ということも忘れてはいけません。

今まで新しいことに挑戦しようとしたとき、失敗続き落ち込んでいるとき、辛いとき、嬉しいとき、だれよりも近くで支えてくれた人は誰だったでしょうか。

そうですね。

自分自身です。

自分自身が誰よりも寄り添ってくれた事実からは絶対に目をそらしてはいけません。

対外だけではなく、対内についても目を向けることがフォロワーを大切にすることにも必ず繋がってくると考えます。

3、今、SNSはフォロワーを消費するようになっている

そのような中で問題になってきているなと思うことがあります。

それは「フォロワーを消費するようになってないか?」というものです。

フォロワー数増えると嬉しいですね。僕も嬉しいです。ただ、そのフォロワーの数を増やすことだけに終始してしまっている傾向というのも、少なからずあるのではないかと思います。

かくいう僕も、現在実験的な試みをTwitter上で行っています。マーケターとして自身のブランディングも出来なければ、マーケターとして名乗る資格はないのではないか?

という思想から、まずは自分自身のアカウントを意図をもって育てていくというものです。

ただ、この試みの向こうには、違う想いもあります。

ここで知り合った方々とリアルも含めてもっと知り合っていきたいし、飲んだりBBQしたりそういうコミュニティを作っていきたいなという想いです。

フォロワー数を追っていくのもいいと思います。それだけでブランディングにはなります。

ただ、そこで終始してしまうとなんだか悲しい気持ちにもなるので、より温かいつながりにして行けたらいいですよね。

そしてその気持ちで繋がることが出来れば、もっと先で何かやりたいと思ったとき、困った時に一緒に何かを出来る仲間になると思うので、フォロワー数の上下として捉えるのではなく、どんな人がどういう想いで繋がろうとしてくれたのか、ということについては真摯に向き合っていくべきと考えます。

4、フォロワー数は指標になるが、本質ではない

上記に繋がることですが、フォロワー数はあくまでも指標として重要なものです。

意図を持っているのであればあるほど、今目標とするべき方向にどのくらいのスピード感で向かっているのかを確かめることが出来るためです。

ただ、それは指標としてであって、本質ではないと思うので、そこについてはまた別の視点ももっていくべきなんだと考えます。

繋がるだけが、増やすだけが目的であれば、そのつながりも又同じようなつながりになってしまいます(類友)。

であれば逆説的に本質的に向き合えば、自分の求める世界に同じような人が集まってくるということでもあるのではないでしょうか。

5、フォロワーを作っていくことでできるものは「自分の世界」

フォロワーを作っていくうえで出来ていくものというのは「自分の世界である」と思います。

どんな繋がりで、どんな想いを持っている人で、繋がりたいと思っていますか?

その世界にはどんな個性あふれた人がいますか?

フォロワーとはある意味で「自分国」の住人です。自分の目指す思想や方向性があるのだとしたら、そこに共感した人がフォロワーなんです。

だからこそ、SNSのアカウントもそう、リアルな自分もそう。フォロワーが増えるほどに自分の世界は広がっていきます。

フォロワー数を増やすことはその中間的なKPIでしかなく、その先で実現したいものがないのであれば、それはハリボテと一緒です。

想いをもってやること。

信念を持つこと。

それが質の良いフォロワーに恵まれる条件であると考えます。

6、さいごに

このドラマを通じて、僕はフォロワーってなんだろうととても考えさせられました。

そして同時に、今真剣にTwitterに取り組んでいくことで、普段であれば出会うことのない人たちと交流できて、世界が広がっていくことに喜びを感じています。

皆さんはどういう世界を作りたいですか?

そこと向き合うことで普段の投稿や、普段の生活に至っても変化が訪れると思いますよ!

2度は見たい、と思えるドラマなので、是非見てみてくださいね!

2週目は是非、会場借りてみんなでピザでも食べながら鑑賞会してディスカッションしましょう!!!

もしこのnoteで僕のことを初見だという方いたら、是非チェックしてみてください。

マーケティングを基軸に置きながら映画から哲学を考えたり、写真を撮ったりしています。

それではまたお会いしましょう!

ではでは!

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