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シアバターとは

8/20(金)AMに熊本d_warehouseさん+オンラインで開催!


禅とヨガの会は、禅ブレンドをお買い上げいただいた方・ギフトされた方の両方とこころを繋ぐ楽しく落ち着いたイベント

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ガーナでは強い日差しから生まれたての赤ちゃんを守るため、赤ちゃんの全身にこのシアバターを塗るんだそうです(SPF7)

今回は、このシアバターがどうやって作られるか、お話したいと思います

シアバターとは、

シアの木の実の種の内側にある「仁」を焙煎し加熱処理をした天然の保湿剤です

ガーナなど赤道地帯を中心に生育するシアの木はこんな感じ

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シアの木はガーナで不運を追い払う「神の木」と呼ばれています


この木が成長し、25年から30年かけて最初の実をつけるという長いプロセス! やっとできた実、これをフルーツとしていただいた後のタネ

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これを集めて、中のジン(仁)を粉砕し焙煎する

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焙煎した後の感想の様子、甘いチョコレートのような香りがします


さて、焙煎の後は圧搾機でしぼります。ペースト状になるまでにかなりの時間を有します。

その後、ミネラルウォーターと混ぜる工程。製造下さっているガーナの女性グループ(ガーナでは仕事は女性が、男性は機械作業以外はお祈りするのが仕事なんだそう、笑)が輪になって楽しそうにお喋りしながらの作業。ホイップ状になるまでかき混ぜ乳化させます

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左後ろに白い箱が積んでありますが、これは製造過程に使うミネラルウォーター

他のシアバターと違う点、その1:化学物質不使用

製造過程で生水を使わないことで、最終工程で化学物質を使用した成分調整が不要となります。ここで作られるシアバターは化学物質を一切使用しないからお肌の敏感な方、赤ちゃんに使っても安心


さて、乳化させた後は「火入れ」をし、純度を上げて行き、次第にクリアなシアバターになっていきます

最後に濾過をし、出来上がったシアバターは空輸されます


他のシアバターと違う点、その2:空輸

品質保持のため「空輸」しています

高いコストなのになぜ?

それはやっぱり「高品質」かつ「化学処理」をしたくない、ことに尽きます

通常、大手のシアバターは色んな条件下で製造されたものを船便で2-3か月かけて運ばれた先で化学処理して品質を均一化する、ということをします

船便で暑い日差しの下を運ばれる=シアバターは油なのでやはり酸化してしまう=品質劣化は免れないんです

そのため譲れない条件としての「空輸」、きっとこの「違い」はシアバター禅ブレンドを手に取って、伸ばしてみた時に、すっと肌に入ってくる感覚でお分かり頂けるのではないかと信じています。


さて、次回はこの「禅ブレンド」シアバターのいい香りのひみつをお届けします

今日もほっとひと息、良い1日のはじまりを💕





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