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自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十四

月に叢雲、片目のカイジュウ。


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空全体に雲が覆っていて、そこの僅かな破れから月の光が覗くとき…何かの生き物の、片目のように想像す。

*余談です:「月に叢雲」の言葉は知っていましたが、その先が「花に風」。そして意味が:世の中の好事には、とかく障害の多いことのたとえ(広辞苑 第六版)ってこと、ジブン知ってましたか? っと目が点になりました。中途半端に記憶している、ことって案外多いのかも知れないです…。

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