インタビュアー [ブルース・ダフィー] 紹介
【インタビュー】「作曲する女たち(20世紀生まれ)」で扱う記事は、アメリカのクラシック音楽専門ラジオ局のブロードキャスターだったブルース・ダフィー(Bruce Duffie)氏のインタビューを元にしています。彼のサイトに掲載されている文字化された原稿を、許可を得て抜粋、編集したものです。
ブルース・ダフィー氏は、1975年から2001年までシカゴのラジオ局WNIBのClassical 97でブロードキャスターを務め、音楽家を迎えてインタビューをしてきました。独占インタビューは1600を超え、その対象は各国の作曲家、演奏家(ピアニスト、バイオリニスト、オペラ歌手など)、指揮者を中心に、プロデューサーやレコーディング技術者、音楽評論家にまで及んでいます。
日本でもよく知られる音楽家としては、ピエール・ブーレーズ、スティーブ・ライヒ、ジョン・ケージ、フィリップ・グラス、尹伊桑(ユン・イサン)、ズービン・メータ、ダニエル・バレンボイム、マウリツィオ・ポリーニ、パウル・バドゥラ=スコダ、イーヴォ・ポゴレリチ、マリア・ジョアン・ピレシュ、武満徹、内田光子などがいます。
ブロードキャスターを退いた後、ダフィー氏は自らのウェブサイトで、過去のインタビューを文字に書き起こして公開しています。
Bruce Duffie Interviews
インタビューはゲストの出演するコンサート会場の楽屋や宿泊先のホテルで、あるいはインタビュアー自身の自宅やスタジオで行なわれました。
ダフィー氏はバスーン奏者でもあり、ノースウェスタン大学で音楽修士を、イリノイ・ウェスレヤン大学で音楽教育学士を取得しています。
20世紀のアメリカの作曲家をラジオ番組で紹介した功績で、2001年に米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)ディームズ・テイラー放送賞を受賞しました。
タイトル写真(ブルース・ダフィー氏):シカゴにあるWNIBのコントロールルームにて
【インタビュー】 作曲する女たち(20世紀生まれ)
⓵オーガスタ・リード・トーマス(作曲家かどうか、決めるのは自分)
⓶ジェニファー・ヒグドン(ロックを聴いて育った)このページ
⓷タニア・レオン(世界を見たくてキューバを離れた)
⓸ヴィヴィアン・ファイン(よくできた曲はあまり面白くない)
⓹エレン・ターフィ・ツウィリッヒ(音楽には浅いレベル、深いレベル両方必要)