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#31 リーダーは「問題を解決する人」なのか?

わたしは20年前、実家の美容室でマネージャーをしていました。
父が社長、母が先生、姉が店長で、2店舗を経営する会社でした。
そこのマネージャーなので、中間管理職のような状態です。
そのときに、社員全員(15名ほどだったはず)をリストラするという経験があります。
※詳しくはこちら↓↓↓をご覧ください。

当時私は30そこそこ…シングルマザーで子育て中でありながら、経理・経営・マネジメント…と、休む暇もない時を過ごしていました。

人材マネジメント…とは言え、ほとんどが愚痴や不満の聞き役です。

聴いた私は

「なら、〇〇してみたら?」

とか

「じゃあ、〇〇さんに話してみるね」

と、目の前の課題解決に追われていました。

これをやったところとて、一向に組織が良くなる気配はなく、状況はどんどん悪くなるばかりでした…。


実は私はこの時、モグラ叩きをしていたわけです。

みなさんもゲームセンターで一度はやったことありますよね?あれです。

はいこっち!つぎはここ!

息つく暇もありません…。

このモグラ叩きで、モグラはいなくなるでしょうか?

いなくなりませんよね。

体力消耗するだけです。

しかし、こんなモグラ叩きをしているリーダーさん、経営者さん、多くないでしょうか?


この原因の一つが

「経営者、リーダーたるもの、課題を解決するのが役割である!」

という思い込みなのではないかと思うのです。

実はこれ、完全に間違った思い込みです。

経営者、リーダーの仕事は、社員、チームメンバーが

『自分たちで課題を解決する場を整えること』

なんです。


私は、社員から相談されると、基本的に次の言葉を発します

「それ、みんなに相談した?」

と。場合によっては、一旦話を聴き

「なるほど…それって、〇〇さん・〇〇のメンバーと相談したら、きっといいアイデア出てくると思うよ」

と答える感じです。


私は基本、課題は解決しません。

解決できそうな方法を伝えたりします。


勿論、みんなに相談して、色んな意見が出て、最後に「かおりさんにも聞きたいんです」ってな場合は、私も意見出します。そんな時でも…

「私は、こう思うけどね」

この程度です。


経営者、リーダーは課題を解決する人である

という幻想、思い込みを捨ててみると、とっても楽になりますよ♪



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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