わたしは小さい頃からお父さん子だった。大人になった今も母のことが苦手だ。父はもうすでに亡くなったが今でもたまに父がいてくれたらと寂しく思うことがある。 あるとき小学校の課題で、それをみんなの前で発表しなければならないというコミュ障にとっては地獄のイベントをその日に迎えた当時7歳の私は、どうしても学校に行きたくなくて、おなかが痛いと嘘をつき学校を休もうと試みたことがある。しかしその嘘はすぐに母にバレた。おなかが痛いくせに全然痛そうな感じが出せていなかったからだ。結局その日は
わたしは、自分が悪いことをした時、わかっていても素直に謝れない。謝らないですむならできるだけ謝りたくない。たぶん人生で「ごめんなさい」と相手に伝えた経験は数えるくらいしかない。悪いとはわかっている、心の中ではめっちゃ謝っている。落ち込んでいる様子で相手に反省していることが伝わるならできるだけそうしてきた。ただ、自分が悪かったという事を自分の口から認めたくないのだ。だけどそれが本当に相手に伝わっているかどうかは自分にも分からないから、長いこと気分は晴れない。まだ怒っているかどう
仕事でもなんでも、自分の決めたことを達成すると自己肯定感があがる。特に自分の苦手な仕事をやりきったときだ。
懐かしい匂いがする、と言われてその意味が分かる人、いるだろうか?私はよく、「雨の匂い嗅ぐのが好き」とか、「匂いがするので春近いです」とか「夏の夜の匂いする」とか周囲に言って変人扱いされているのだが、本当に私はそういう匂いを感じているのだ。 もう三月も終わろうとしている今は、懐かしいあの頃の匂いがする。この匂いがすると、私は学校生活の新学期の頃を思い出す。新しい教科書、新しいクラス、大きな不安とほんの少しの期待に胸をドキドキさせていた私を思い出す。どんな出来事があったとかまで
何から話そうか…私がこれまで送ってきた人生なんて平々凡々で特に面白くもなんともないのではとは思ったのだが、前回記事を書いてみて、「最終的には学級崩壊のクラス」って結構面白いよね(笑)。今でこそ笑い話だけど当時はマジで凄かった。 私達の小学生時代は壮絶で、悪いことがカッコいいみたいな雰囲気があった。クラスメイトに対するシカトや悪口は常にあって、授業中は先生の話をわざと遮ってからかうようなことが毎回だったのでまったく授業にならず、それに耐えられなくなった先生が泣き出し学級崩壊
私は人見知りでコミュ障。ちいさいときからそうだった。そのことがよくわかる一番古い記憶は、幼稚園に入ったばかりのころ。私を送って帰ろうとする母親の裾を泣き叫びながら離さなかった。あのときのことは今でもすこし思い出せる。喉が痛くなるまで泣いて駄々をこねる私と、そんな私の片方の腕をひっぱる先生と、もう片方の腕で裾を掴まれ困り果てた母の顔。 小学校にあがるとクラスメイト達は気が強い子が多く、仲間外れにされたりからかわれたりは日常茶飯事(私だけでなく)。しまいには先生をもからかいだ