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女性活躍社会:今こそ女性医師が外科になるべきこれだけの理由

消化器外科学会から外科医が減り続けているという悲痛な叫びが聞こえてきた矢先、とてもいいニュースが飛び込んできた。

英語が読めないので内容はよくわからないのだが、ハーバード大学の医師が言っているのできっとすごいことなのだろう。

女性活躍こそ至上命題となったわが国において、今すぐ女性医師は外科に転科し手術の道へ突き進んだ方がよい理由を考察する。

1.わが国では女子枠やAAが急速に取り入れられている

アメリカではアファーマティブアクションは違憲となったようだが、先進国JAPANでは急ピッチで女子枠が採用されている。
違法だの違憲だの小さい話ではない、女性活躍が喫緊の課題なのだ。

しかし女性医師は外科を選ばない傾向にあるという。女性が外科を選べば患者さんの治療成績がよくなるという結果が明らかになった以上、国民の皆様のためにもアファーマティブアクションの精神にのっとり半ば強制的に外科に転科させる選択もありだと考える。

2.受け入れ態勢も十分にある

とはいえいきなり外科に転科して大丈夫だろうか、何もできないのではないかと心配される方もいるだろう。心配ご無用だと断言できる。

さすがに最初から手術を執刀するのは難しいだろうが専攻医1年目(医師3年目)だってまずはカメラ持ちだ。こちらは前回の記事でも書いたが、何の知識もなくても出来る。ダビンチのアームの入れ替えなんてそこらへんのおばさんでも出来るだろう。他にも手術患者のパス入れなど退屈な事務作業も多い。歓迎されること間違いなしだ。

学会がアナウンスしているように外科が人手不足であることは間違いなく、断るはずがない。誰でもウェルカムなので安心だ。

3.田舎は嫌だという女性にも朗報 都心のキラキラオフィスもOK

実際に募集しているのは田舎ばかりで眼科や皮膚科のように都会は外科医が溢れているのではないかと心配される方もいるだろう。女性は特に東京に対する拘りは強い。
百聞は一見に如かず、まずはこちらのpdfファイルをご覧いただきたい。

https://jp.jssoc.or.jp/uploads/files/specialist/info20230405-01.pdf

これは日本外科学会が公式に出している2023年度の外科専攻医の登録状況だ。都心の病院でも定員割れの所ばかりであることがわかる。

三井記念病院や虎の門病院、聖路加国際病院といった超名門のブランド病院ですら全て定員割れとなっている。ブランド病院でも入りたい放題だ。

東京都港区にある東京慈恵会医科大学附属病院は募集人数25名に対して採用数はわずか8名だ。そして外科学講座の大木教授の方針でたとえ専攻医であっても年収1000万以上を保証するという。SNSを開けば外科は給料が安いというデマが散見されるが、天下の港区で働いていても給料が安いわけではないのでこの点も安心だ。

給与面においても、3年間で平均年収1.000万円になるよう調整し、みなさんの生活を保障します。

https://www.jikei.ac.jp/boshuu/resident/pdf/mes_geka.pdfより引用

4.おすすめの病院を一挙紹介

東京都品川区にそびえ立つNTT東日本関東病院はどうだろう。
噂で聞いたところ、部下の指導にとても熱心な上司がいるため圧倒的成長も可能だそうだ。外科医としてのやりがいも爆増間違いなしだ。
日本を代表する大企業の名前を冠しており、ブランド好きな女性にも死角なしだ。

どうしても医局に入局したい、医局に入らずんば医師にあらずという考えの女性医師には東京女子医科大学病院がおすすめだ。募集人数20人に対して採用数は驚異の0!立地も新宿区と最高の場所で、ショッピングを楽しみながら帰るのもいいだろう。

都心ばかりでは人が多すぎて疲れるという方にも女子医大はおすすめだ。実際に女子医大の外科医に聞いたところ、千葉の山奥の病院に当直バイトも可能だ。自然あふれるところでリフレッシュをしよう。

6.最後に

女性医師の皆さんは、筆者のような無能男性医師に巡回健診とワクチン問診は任せてほしい。最初に示した通り、女性が手術した場合は何らかの潜在能力があるのか良好な成績を出すという。健診やワクチンバイトなどの単調な仕事をしていてはせっかくの才能がもったいないと感じてしまう。

ノーベル賞を受賞した山中教授がワクチンバイトをしていたらどう思うだろうか。人類の財産でもある天才には1秒でも長くiPS細胞の研究をして欲しい、そんなことをしてる場合じゃないと思うだろう。筆者も同じ気持ちだ。

生き死にかかわる診療科にこそ女性医師を配置し、夜間当直やオンコールなど女性医師の能力を遺憾なく発揮してもらいたい。女性という無限大の可能性を秘めた才能は外科手術においてこそ輝く。

女性活躍まったなしだ!


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