人間関係を円滑にする5つの方法
こんにちは、はぴです。
今回は仕事やプライベートなど、さまざまな場面で役立つ「人間関係を円滑にする方法」についてお伝えします。
職場の人間関係が良いと、仕事が見違えるほどスムーズになります。
また、家族や友人、恋人など、プライベートでの人間関係が良好だと、心が安定し、充実感にあふれた日々が送れますよね。
つまり、仕事もプライベートも上手くいっている人は、周囲と良好な関係を築ける人なのです。
この記事では、仕事もプライベートも順調にいく秘訣である、人間関係を良好にする方法についてご紹介します。
非言語コミュニケーションを意識する
非言語コミュニケーションとは、言葉以外のコミュニケーションのことを指します。
声色や表情、身振り手振り、服装などがこれにあたります。
非言語コミュニケーションの重要性は、心理学者のメラビアンが提唱した「メラビアンの法則」により説明できます。
メラビアンは、人は言葉だけではなく、言葉以外からも多くの情報を受け取っているということを、実験で明らかにしました。
例えば、自社の商品を営業する場合。営業マンが自信のない表情で「この商品は優れた機能を持っており、業界でも売上No.1となっています」と説明しても、相手は「本当にこの人からこの商品を購入しても大丈夫だろうか・・・?」と疑念を抱きます。
このように話の内容がどんなにポジティブであっても、非言語コミュニケーションが伴っていなければ、相手にネガティブな印象を与えてしまうのです。
また非言語コミュニケーションは、プライベートの人間関係にも大きな影響を与えます。
例えば、恋人に「好きだよ」と伝える際に、スマートフォンに視線を落としながら伝えるのと、相手の目をしっかり見ながら伝えるのとでは、信憑性が変わってきますよね。
つまり、言葉以外の非言語コミュニケーションを適切に使うことが、良好な人間関係を築くために欠かせないのです。
挨拶ひとつとっても、非言語コミュニケーション次第で相手に与える印象はガラッと変わります。
まずは相手の目を見て、明るい声で挨拶することから初めてみてください。
これだけでも、相手との関係性が驚くほど良くなっていきます。(私の経験からもオススメできる方法です!)
座る位置を意識する
座る位置によっても相手に与える印象が変わります。
相手と良好な関係を築きたい時は、「斜め(L字)」か「横並び」に座ることがおすすめです。
L字に座る位置取りは、「カウンセリングポジション」ともいわれ、相手と友好的な関係を築きたい時に適しています。
程よい距離感が取れ、視線を浴び続けることなくリラックスして会話をすることができるのです。
L字に座ることができない場合は、相手の真正面ではなく斜め前に座ると、プレッシャーを与えることなく話しやすい雰囲気を作り出すことができます。
横並びの位置は、相手との距離が近い分、心理的距離も縮まります。
しかし初対面の場合は、距離が近すぎることで相手に緊張感を与えてしまう可能性があります。そのため、ある程度の仲になった後、さらに距離を縮めたい時などに有効的な位置取りといえます。
真正面は、相手に威圧感や緊張感を与えやすい位置です。
面接の時を思い出すと納得できるかと思います。
対立を避けたい場合は、できるだけ真正面に座ることは避けましょう。
接触頻度を高める
相手から好意を得るためには、接触頻度を高める方法が効果的です。
心理学の世界では「単純接触効果」といわれています。
単純接触効果とは、人や物事に多く接触するほど印象が高まり、親しみが湧くという心理的効果のことです。
テレビのCMは、まさに単純接触効果を狙った手法といえます。
良い関係を築きたい相手とは、接触頻度を増やしましょう。
最初は質より量。挨拶など、簡単なやりとりでも毎日続けることが大切です。
受け止める
相手の話を受け止めることが上手な人は、意見が異なる相手とも良好な関係を築くことができます。
ここでポイントとなるのが、「受け入れる」ではなく、「受け止める」ということ。
では、「受け入れる」と「受け止める」の違いはなんでしょうか?
「受け入れる」は、相手の意見や言い分を聞き入れるという意味になります。
一方「受け止める」は、相手の気持ちや考えを理解するという意味になります。
つまり、「受け止める」は、相手の意見を肯定も否定もしないため、考え方が異なる人とも良い関係を築きやすいのです。
自分の意見が相手と異なっていた場合はぜひ、以下のようなクッション言葉で「受け止める」ことを意識してみてください。
・なるほど
・そうなんですね
・お気持ちは理解できます
・そのような考え方も一理ありますよね
このように「受け止める」というクッションがあると、相手は安心し、心を拓いて話をしてくれるようになるでしょう。
真似る
私たちは、自分と似た人に親近感を持つ傾向があります。
例えば、自分と話すペースやテンションが近い相手に対しては、「気が合いそうだな」「話しやすいな」と親しみや好感を持ちませんか?
このように自分と似た相手に親近感や好感を持つという心理的効果を、心理学の世界では「ミラーリングの法則」や「類似性の法則」といいます。
では、相手から好感を得るためにはどのような点を真似たら良いのでしょうか?
以下に具体例を紹介します。
・声のトーンやテンポを合わせる
・相手の言葉をオウム返しする
・身振り手振りや動作を真似る
・共通点を見つける
私がおすすめする簡単に真似できる方法は、会話の途中で「飲み物を飲むタイミングを合わせる」ことです。
相手がカップに手をかけるタイミングで、自分もカップを手に取る。それにより相手は、自分と同じ動作をしていることに安心感を得たり、「この人とは間が合うな」と感じたりするのです。
まとめ
◎人間関係を円滑にする5つの方法
・非言語コミュニケーションを意識する
・座る位置を意識する
・接触頻度を高める
・受け止める
・真似る
いかがでしたか?
どれも意識すればすぐに実行でき、かつ効果的な方法なので、ぜひ試してみてください*☻
はぴ
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